Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

土曜午前に1Xで荒川出艇

当初の予定では、1X仲間で夕暮れ時にポンドで1X乗艇練習をする予定だったが、結局皆さんの都合が合わず合同練習はお流れに。そこで、午前中早い時間に、荒川で1Xの乗艇練習することに変更した。少し早起きして6時前の電車に乗り、T大艇庫に7時半頃到着。…

全日本社会人選手権:40代1Xエントリーを確認

日ボのHPに今年の社会人選手権のエントリー表が掲示されていた。40代1Xは参加数が11クルーと例年より少なかった。皆さんラフコンの長沼を避けたのだろうか?昨年優勝のYさん、2位のMさんが出漕していない。昨年3位のIさんと4位のSさんはエントリーしている模…

一気に57分切り達成!

4周目の復路はレートを上げてSR23程度で漕ぎ、ラスト500mでは徐々にレートを上げてラストスパートまで入れた。2100m地点のブイを通過したところでストロークコーチの時計を止めたところ、56分54秒だった。昨年のベストタイムは58分30秒程度だから、約1分半記…

久々の12km漕、57分切り達成!

全日本選手権を追え、次の1Xレースである社会人選手権まで約1ヶ月となった。今日は久し振りに12kmTT漕を実施した。(1500mコースを4周。スタートからゴールまで12km周回の所要時間を計測)折からの雨模様。風は南東の風3mということだが、それ程強くも…

力強いFinish押切りとアウトハンド

先日、エルゴ講習会に関するログで、フィニッシュでブレード一枚押切る為には高いハンドポジションをキープする必要があると書いた。その為に、エルゴを漕ぐ際は出来るだけ高いハンドポジションが必要と纏めた。 実際に乗艇中にどういう姿勢になるのか、写真を探したところ、英国…

秋が瀬橋にハザードあり

先週、日曜日(6月11日)の午前、LBRCエイト荒川に出艇した。この日は大潮干潮時刻と重なり、荒川の水位が随分下がっていた。 いつもの様に秋が瀬鉄橋を越え、秋が瀬橋に到着。橋を超えて直ぐに川上に向って右手を見ると、いつもブイが浮いている辺りにゴツ…

MY生命に勝つにはどうすれば良いか?

さて、本件について、おやじの勝手な考えを述べたい。MY生命のレース運びや漕ぎを見ると、殆ど隙らしい隙は見えないが、もし、同程度の練習錬度及び漕力を有したクルーがいたとしよう、どうしたら、更に上のスピードを出し、勝負に勝てるかを考えて見た。 MY…

優勝クルーのリギング・オール仕様:

昨年、春に強豪クルーのリギング及び使用オールを調査した。今年MY生命が使用していたオールは昨年使っていたモノと同じであり、恐らくリギングも変えていないと思う。参考までに昨年調査したデータは下表の通り。 オール全長373cm, ブレードはSmoothie+Vort…

決勝レースを見て:

Attention Go!の瞬間、一番反応が速くオールが動き始めたのが、MY生命。5本、10本と漕いだところで1シート位先行しただろうか?その後、250m付近からNTTが大きなレンジでグイグイ艇速を上げてきた。対するMY生命はハイピッチ漕法と見え、レートは高いが…

明治安田生命エイト、4連覇達成、おめでとう!

昨日、LBRCエイトの乗艇練習を終えてから、全日本選手権の決勝レースを観戦した。一番の注目は男子エイト決勝。明治安田生命エイト(以下MY生命)の4連覇達成が掛かったレースだ。おやじ自信も1982年、20年以上前にT大エイトとして史上初の4連覇を達成し…

新人は癖がないので自然にこのフィニッシュ姿勢が出来る:

未だ漕ぎこんだことのない新人であり、上記のフィニッシュ姿勢を指南すると、いとも簡単に理想的なフィニッシュ姿勢で漕いでくれた。言ってみれば、このハンドル高さで引ききろうとした時に、人間の骨格上、これが自然な姿勢であると言うことだろう。エルゴの20分漕でも…

ミゾオチ上に引き切るための姿勢:

ミゾオチの上を引き切りポジションとした場合、最も強くハンドルにぶら下がれる姿勢は右上の挿絵の通りとなる。即ち、 ハンドルの高さはミゾオチ上。 これにぶら下がる手の甲は水平。 背筋の力を有効に使うために脇はなるべく締める必要がある。 結果として…

フィニッシュでの引き切りの高さ:

この中で、1番目のハンドルを長く引くためには、ハンドルを引く高さを高めにする必要がある。引き切りの高さが腹の真ん中や腹の下の方だとフィニッシュのレンジが切れてしまう。また、低い引き切りは、実際の乗艇ではフィニッシュでブレードが浮くことになり、宜しくない…

フィニッシュ:正しいハンドポジション

今日はT大新人のエルゴ講習会が開催された。おやじは臨時コーチの一人としてこの講習会に参加した。2名1組となり、各々3,4分程度の実技指導とその後のエルゴ20分漕を各々行う形で実施した。1組約1時間、これを3組実施した。3時間以上掛かる大変な作業だっ…

キャッチ直後に体重を載せたら一気にフィニッシュへ、そしてリズム:

キャッチからブレードを効かせることが出来たら、後はブレードに体重を載せて、一気にフィニッシュまで水平にドライブして1本1本のストロークを引き切るのみ。後は、毎本この力強い水中を継続するためにフォワードで出来るだけリラックスして休む。これでが…

エイトでキャッチハーフのストロークポイントを強調する理由:

これは言うまでもないが、エイトのレーススピードが速いからである。シングルスカルやペアの様な小艇はフォワード中の減速が大きくキャッチ時の艇速が遅いこともあり、水中を押す時間が長いので「先ずエントリーして、ブレードが水を掴んだのを感じてから、…

ストロークポイントを論じる状況:

対校エイトが目標とする対校戦レースやインカレに向けてクルーの仕上げに掛かる段階で、時としてリズムのポイントが不明確になり、レートが上がらなかったり、艇速が伸び悩む時期がある。こういった時は往々にして漕手各自のForceカーブの形、即ち、ストロー…

ストロークポイントを論じる前の前提条件:

実際の大学対校エイトに於いて、ストロークポイントを論じる様なクルーについて述べたい。2000mのタイムで6分10秒を切り、6分一桁、或いは6分を切りを狙う様ある程度のレベルに達したクルーで初めて取り組む課題であり、このレベルに達していないクルーでは…

ストロークポイントとは何か?:

まず、コメントの中でストロングポイントと言う言葉が書かれていたが、おやじが言った言葉は、ブレードが水中を押すストロークの中でのポイント、即ち、ストロークポイント(Stroke Point)であり、Strong Pointではない。ストロークポイントとは、エルゴのFor…

エイトのストロークポイントについて

5月末に講演した「エイトを速く進めるには」の中で、ギャザーの話と併せて、艇速の速いエイトではストロークポイントをストロークの前半に持ってくるべきだと述べた。これに対して、何人かの聴講者の方から、良く分からないとうコメントを頂いたので、ストロ…

社会人選手権へ向けた反省:

コンディションの良い水面での低レートライトパドルは冬場から取り組んできており、それなりに良い漕ぎが出来る様になって来た。しかし、今日の様に強めの逆風で波があるコンディションではあまり練習しなかったこともあり、レースペースをキープすることが出来なかった。やはり、…

艇計量に指名される:

5着でゴールしたおやじに、審判艇から「5レーンは艇計量するように」との指示が出る。着順とは無関係に艇計量するということだ。先週末に完全ドライの状態で計量チェックして14.0kg(14.1-0.1=14.0)だった。漕いできた直後にどの程度の重量になるのか、興味…

レース本番:

初日の2組目のレースということで、W.UPの方は全く支障なくスムーズに出来た。但し、風の方はかなりの逆風。ゴール方向に向かって漕ぐと、逆風と風浪で非常に漕ぎ難い状況。これはもう我慢の2000mとなることを覚悟。 さて、レーススタート。#1Qは風下という…

全日本選手権1X予選出漕

今日は年に1回のシングルスカル2000mレース、全日本選手権予選に出漕した。昨日の夕刻にパソコンによる組合せ抽選が行われたが、おやじの組には、何と、優勝候補のT田、同じくA1選手のS田、そして戸田レガッタ優勝のK林と3強が揃っていた。それ以外はおやじ…

フォワードの終盤はソフトにスライドを減速しよう:

如何にゆっくりとフォワードしようとも、スライドの最後はキャッチに向けてスライドを止める必要がある。そのままの速度で前に出れば、ドスンとストレッチャーに勢い良く乗り、艇に余計な振動を与えるだけでなく、勢いが艇のピッチング運動に転換されて無駄な推進抵抗…

フォワード中、合成系は減速するのみ、減速をミニマイズしよう:

フォワード中は、ボートの合成系は推進力を得られないので減速するのみ。艇がフォワード中盤まで加速し続けるのは、ボートの総重量の約8割を占める漕手が、フォワードで船尾方向に移動するため、作用反作用(運動量保存の法則)により、艇がバウ方向に押し…

加速するには長く・強く水を押し続けること(ドライブ):

ボートの本質である合成系は、ブレードが水を押すドライブ時にのみ加速される。即ち、このドライブ時に如何に長く強く押し続けられるかでボートの加速が決まるということだ。ドライブフェーズについて正確に言うと、ブレードがエントリーされ、水を掴むまで…

Rowingは艇+漕手の合成系の速度を競うスポーツ:

Rowingを論じるときに、艇を速く進める競技という視点で論じられているものが多い。しかしながらボートに於いては、その総重量の約8割は漕手の体重であり、重量移動の観点からすれば、如何に漕手自信の体を速く進めるかのスポーツとも言える。(おやじはボー…

Rowing:艇・漕手・合成系の速度変化と効率的漕法

5月29日のログで「エイトを速く進めるために」と題した講演会について書いた。この中で重要なテクニックの一つとしてギャザーの話について少し触れた。これに対して「ギャザーって何だ?」というコメントを幾つか頂いた。 ここでは、おやじの考えるRowing運…

1X乗艇練習:

午前中にエイトの乗艇練習をしたので、1日2モーションとなるが、全日本に向けて軽く乗艇練習を実施。W.UP&静止スタート練習の後、レースペースより少し低めのレートで500m*6発を実施。15時半頃に出艇したのでポンドが混みだす前ではあったが、それでもいつ…