Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

PS:本日の夜間練習:

本日予定通り夜間練習を行った。天気の方は台風21号と秋雨前線の影響か、あいにくの雨天であった。ただ、気温は20度以上あり、寒さは殆どなく、風・波がないので漕ぎやすかった。 乗艇前に先日のログでも記載したストレッチャーの微調整を行った。即ち、スト…

社会人クラブで留意すべきこと:

パルテ会等、中年以上の漕手を主体とした社会人クラブは大学ボート部の様に公式レースで優秀な成績を挙げることを目的とした競技団体とは別の問題がある。即ち、クラブメンバーの多くが競技者としてのピークを過ぎ、体力が落ちていると共に体重過多、肥満に…

②推進効率を改善する:

エルゴメーターの値が最も良い漕手が、必ずしも水上で一番を取れないのは何故であろうか?これはローイングボートをエンジン付きの船に例えることが出来る。即ち、エンジンの出力が如何に大きくても効率が非常に悪い推進器(スクリュープロペラ)がついてい…

①漕ぎ易くする:

漕ぎ易くするということを簡単に言うと、陸上のエルゴメーターで出せるパワーを艇上でも同様に発揮できる様にするということである。これを阻害する要素をリギング調整で修正するのである。即ち、ブレードピッチが適正な角度になっておらず、ブレードが大き…

リギングその1(リギングとは何か?)

リギングといえば、ボートの経験者なら誰でも知っている言葉であり、作業内容は、所属するクラブの標準値やコーチに指定されたリギング値になっているかどうかをチェックし、不具合があれば所定の値になる様に調整する作業のことである。具体的には、体格に…

リギング考察の項目

パルテ会練習取り纏め役のT氏から、11月上旬にリギング講習会をやって欲しいという依頼があった。艇種毎の標準的なリギング数値表及びリギング記録フォームはおやじがT大漕艇部HC時代(10年前)に纏めた資料があるので、リギング調整自体は2〜3時間あれば…

Voltex Edgeに関するおやじの見解:

アテネオリンピックや昨年の世界選手権DVDを見ると、世界大会で、このVoltex Edgeを採用しているクルーは余り多くない模様。付けたばかりの時は性能が良いのであろうが、耐久性に問題がある様に思われる。端が欠け落ちたり、Edgeの尖りが磨り減ったり、剥が…

ブレードの模様:

おやじの出身校のブレードカラーは単色なので手間要らずだが、クラブによっては複雑なカラーリングをしているところがある。これらの模様を出すにはマスキングテープを使って塗り分ける必要があり、色の数だけ工程数が増える。S氏36歳ご要求の三菱マークを塗…

ブレード塗装:

大量の本数を一遍にペイントするのであれば油性ペイントが好ましいが、少ない本数を塗るのであれば、水性ペイントを推奨する。水性ペイントは薄めたり、使用後の刷毛洗いに水道水を使えるので扱いが簡単である。また、水性と言っても一度乾燥すれば、水に漬…

塗装前にブレード表面をサンドペーパーで下地処理:

ブレードはFRPで出来ており、型から取り出しやすい様に表面に剥離材が縫ってあり、新品ブレードの表面にはこれが残っている。従って、塗装する前にサンドペーパー(C2マニュアルでは#200番程度のサンドペーパー)で、ブレード表面の剥離材を削り取る必要あり…

インボードとストレッチャー位置の関係:

前述で予想した通り、インボードを短くしたことで、ハンドルのスイングアーク(キャッチ・フィニッシュのオール可動範囲)が大きくなり、フィニッシュ時のグリップエンドの開きが大きくなった。次回乗艇時に5mm〜10mm程度ストレッチャー位置をStern方向で移…

梃子比の工夫について:

本日の感覚からするともう少し梃子比を重くしても良い様な気もするが、暫くは今回の梃子比で取り組むこととする。ボートの梃子比というのは自転車で言えば変速ギアと同じである。自転車のロードレーサーは踏める限りは出来るだけ重いギアを選択して走るとの…

4周の周回タイム:

水中の負荷は上がったが、問題は艇速(4周の周回タイム)である。1周回る毎に時計の時間をチェックしていたが、1周15分で順調に周回。確かに負荷が上がって心肺系も追い込め、息が上がっている。4周目は何としても60分の壁を切らんと頑張ったところ、僅か…

漕いだ感覚:

本日は弱めの東風が吹いており、最初の往路は順風であった。前回までは順風時の水中負荷は殆ど手応えが感じられない状況であったが、今回のリギング変更により、順風でもキャッチから確り水を掴み、水中で艇を加速する感覚が出た。(復路で逆風を強く感じな…

先週のリギングと今週のリギング:

先週のログに記載した通り、オールの全長は289cm固定(おやじのC2オールは1993年に購入したものであり、ハンドルはアルミ製の固定式)インボードを89cm→88.5cm, スパンを161cm→160cmに変更。(オーバーラップは17cmで不変)ハイトについては、B-side:19cm, S…

本日の夜間練習とブレード塗装要領

本日、毎週水曜日の夜間乗艇練習を実施した。先週のログで記載した通り、少し梃子比を重くして臨んだところ、1500mコース4周の周回タイムで目標の60分切りを達成することが出来た。夜間につき、腕時計の分針しか見ていないので正確ではないが、60分を僅かに…

パテの使い方:

前述の予め作ったパテ容器から、塗布する分量のパテを別の容器に取り分ける。これに硬化剤を若干量(必要量は温度により異なるが、5%以下)混ぜ込む。この硬化剤を混ぜ込んだパテを修理箇所にヘラを使って塗布する。尚、一度硬化剤を混入したパテは1時間も…

ポリエステルパテの作り方:

タルクを必要量容器に取る。これにレジンを入れて適当な粘度になる様に混ぜる。あまりサラサラ過ぎると流れてしまうので、ある程度の粘りが出る様に混合具合を調整する。多めに作って専用の容器に入れておけば、使うときに、必要分量だけ取り出して使えるの…

ポリエステルパテを作るのに必要な材料:

ポリエステル樹脂(レジン):FRP用ポリエステル樹脂という名前で缶入りで売っている。 タルク(充填材):右上の写真のビニール袋に入った白い粉末がタルク。レジンと混ぜてパテを作る。 パテを入れる容器 樹脂硬化剤:ポリエステルパテを塗布する前に硬化…

ポリエステルパテについて

9月19日のログで記載した2X艇デッキ補修に使用したポリエステルパテについて補足する。右上の写真はポリエステルパテを作るのに必要な材料とポリエステルパテを入れた容器を示す。

40代KF:

予選はスタート100mで1艇身出て、200m過ぎに足蹴りを入れようとするCOXを制止してライトパドルに落とし、1位で予選通過。決勝は前述の通り、1Xのレース後となった。やや足に疲れはあったが、500mのレースであり、なんとかなるであろうと岸を蹴った。配艇され…

40代1X:

今年から始まったオープンレース。エントリーはおやじも含めて4名。500mの一発決勝。練習量から勘案して余裕で勝利できるであろうと予測。1時間後の40代KF決勝に備えて、前半で水が空いたら流そうと思って出た。ところが、スタート地点の真横にいるスタータ…

全三菱レガッタに出漕:2種目で優勝

本日、#47回全三菱レガッタが戸田コースで開催された。おやじは40代1X(今年から導入されたオープン種目)と40代ナックルフォアにMHIクルーとして出漕した。右上の写真は表彰式後の写真。おやじのクルーはエントリー2種目共に優勝した。

4X艇乗艇:

本日は、おやじ主催のスカル練習会を実施。Bowにおやじが乗り、前3人はスカル練習中の方及び久々のスカル乗艇の方が乗ってポンドを3周した。2番・3番のオールは上記の新オールを使用した。 乗艇前のリギング調整:新オール2本を使う等、前回リギング時と異な…

おやじ艇のリギング調整:

9月15日のログに記載したリギングに変更した。即ち、オール全長:289cm, Inboard:88.5cm, Span:160cm、オーバーラップ17cm, Work Height 左:19cm, 右:17cm,ハイト差2cm。本日は乗艇時間が取れず、このリギングの結果は、別途報告する。

新オール到着:

過去のログで新オール購入を念頭においた、オールメーカー大手2社の仕様について考察したが、LBRCではCroker社製のオールを2組新規に購入した。 主な仕様:シャフト=S2,ブレード=スリック、ハンドル=アジャスタブル・34mmφ(黄色グリップ) ブレードピッ…

2X艇デッキ修理(その2)パテ塗り増厚:

9月8日のデッキ修理作業に続き、本日はストレッチャーの圧力でペチャンコに潰れたデッキのハニカム材をパテで肉盛し、増厚する行を行った。先ず、潰れたハニカムFRPの上面スキン材をカッターで剥ぎ取り、ハニカムを剥き出しにし、ここにパフを練りこんだポリ…

2X艇デッキ修理その2、他

本日は、午前中2X艇デッキ破損部修理作業その2(パテ塗り増厚)、午後はLBRCで新規購入した新オールのリギング調整作業、おやじ艇のリギング変更に加えて15時から4X艇によるスカル練習会を行った。修理作業から始まって、乗艇練習まで1日をボート漬けで過…

梃子比:

現在のおやじのリギングはオール全長:289cm, Inboard:89cm, Span:161cmとなっているが、少々梃子比が軽すぎる様な気がしてきた。身長が低く、手足が短いおやじはもう少し重い梃子比で漕いだ方が良い様に思うので、次回リギング調整時に下記に変更しようと思…

左右のハイト差:

先週の日ボ選任コーチのO氏との雑談の中で、おやじが「どうもBow sideのブレードが浮きやすい」と言った所、O氏は「それは、左右のWork Height差が少ないので、艇が傾きながら漕いでいるためではないか?」とのコメント。現在、左右のHeight差を15mm程度にし…