Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

CG号:タイヤ交換とダンパーブッシュ交換


昨日の午後から今日の午前中に掛けて、CG号の後輪タイヤ交換とダンパーブッシュ交換を行いました。
タイヤ交換で、古いタイヤを外した時に、リムの振れ取り作業をしようと考え、二日間に掛けて作業を行いました。
でも、二日掛けて作業したお陰で、後輪を外した際に判明したダンパーブッシュの劣化に対応するブッシュ交換もスムーズに行う事が出来ました。
以下、作業した内容(時系列にて)

12/10 PM:
1)タイヤの溝深さをノギスで計測:概ね0.8mm~1mm。0.8mm以下のところが1カ所でもあると要交換。(16,350km走行で交換です)
2)後輪を外す前に、(1)リアブレーキのブレーキロッドネジの突き出し長を計測、(2)チェーンアジャスター目盛りをチェック、(3)チェーンの弛みを計測(23mm)
3)後輪のアクスルシャフトを抜き、後輪を外す。
4)タイヤの空気を抜き、タイヤレバーを使って、リムから古いタイヤとチューブを抜く。
5)スチール製リムは内側に錆が発生し、タイヤのビードやリムバンドに赤さびが付着していました。
6)リムバンドは、チューブのバルブ周りが摩擦して千切れかけていたので、要交換
7)リムの内側は、真鍮ブラシで赤さびを除去。
8)チューブは再利用可能か否かをチェックするため、空気を入れて一晩おき、空気漏れの有無をチェック
9)スプロケットを外し、ダンパーブッシュの状態を見ると、ゴムが劣化して中のスチール製ブッシュが抜けかけていました。従って、ダンパーブッシュは要交換(32,900km走行で交換です)
10)ドラムブレーキのドラム内にブレーキダストが少し溜まっていたので、パーツクリーナーを噴霧し、ダストを洗い流しました。
11)外したホイールは、木製スツールを利用した簡易振れ取り台に載せ、回して、振れの有無をチェック。結果として振れは,縦横共に1mm以内であり矯正不要でした。
初日の作業は1時間程度でした。

12/11 AM:
1)チューブは、一晩おいても空気漏れは無く、再利用可能と判断。
2)リムバンドは新しいものを装着
3)新しいタイヤ(前回と同じタイヤ:BS製 G510 2.75-18)にビードクリームを塗り、タイヤレバーを使ってリムに嵌め込み(毎度の事ながら、力と忍耐がいる作業)
4)自転車用空気入れで空気を補充。圧力ゲージで圧力計測。指定圧より少し高めの230KPaまで補充。
5)傷んだ古いダンパーブッシュを貫通ドライバーと金槌を使って叩き、ハブのポケットから穿り出す。(力ずくの荒療治ですが、他にやり様が無い)
6)新しいダンパーブッシュを打ち込み治具(長ナットをDIY加工したモノ)と金槌でハブのポケットに打ち込み
7)ハブにスプロケットを取付け。
8)ドラムブレーキのシューパネルを軽く掃除した上で、ドラムに装着
9)リアホイールをスイングアームに装着し、ドラムブレーキのパネルにトルクロッドとプルロッドを取付け
10)チェーンテンションを20mmに調整。この際に、後輪の見通し方向をアジャスターで微調整
11)アクスルナットを本締め(88Nm程度)
二日目の作業は、正味の作業時間2時間程度。
作業準備と後片付けが30分程度。

上記整備作業後に、CG号で少し走りました。
ダンパーブッシュ交換により、エンジンの駆動力がダイレクトに後輪で伝達される感触がありました。
また、このところ1速から2速にシフトアップする際に、2速に入り難い感触がありましたが、ブッシュ劣化が原因だった様です。
今回のブッシュ交換でシフトアップが失敗無くスムーズにできるようになりました。
整備によりCG号の走りが改善出来たことを実できました。

作業関連の写真はFacebook投稿に添付しました。
興味のある方、写真を見たい方は以下のURLのFacebook記事をご覧ください。
https://www.facebook.com/yuji.ujiie/posts/6864156946995783?notif_id=1702283592521929¬if_t=video_processed&ref=notif

以上