Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Work Heightを高める具体的な要領:

おやじの2脚リガーは船体取り付けのボルト穴が1つしかなく、リガー取り付け部での高さ調整が出来ないので、高さ調整はクラッチ軸(ピン)のプラスチックワッシャーで調整する以外に無い。一方、クラッチは既にこのワッシャー調整の範囲では一番高く設定し…

水面からクラッチまでの高さ:

水面からクラッチまでの高さでオールシャフトと水面の成す確度が決まるが、写真を見る限り、おやじのクラッチは水面からの高さが低めになっている様に見える。(シャフトと水面の成す確度が小さい様に見える)これまた、クリアなブレードワークをするために…

Work Height:

シートの座面(一番低い所)からクラッチまでの高さをWork Heightと言う。この高さ次第でハンドルの高さが決まるが、写真を見る限り、おやじのWork Heightは少し低めになっている模様。背筋を伸ばしてSit Tallすれば、Work Heightをあと1cm程度高くしても問…

上体の姿勢:

一見しておやじの上体は背中が丸まり、座高が下がっていることが分かる。正確なブレードワーク(ハンドルコントロール)と有効レンジを確保するために、もう少し背筋を伸ばして"Sit Tall"する必要がある。これに関しては次に考察するWork Heightと併せて調整…

ドライブ中の上体姿勢とWork Height

先日の社会人選手権1Xレース中の写真を何枚かコマ送りで撮影して貰ったので、この機会に自分のドライブ中の体勢とWork heightを一流スカラーと比較・考察し、今後のリギング調整並びにローイング中の上体姿勢改善の材料としたい。右上の写真はおやじ本人も…

今後の課題:

上記考察にも記した①静止スタート、②逆サイドへの艇回しの他、普段からハイレートのスプリント漕を適宜入れ、トップスピードでの漕ぎに慣れておく必要がある。これ以外は地道に低レートによる長距離漕をメインに漕技と体力を改善する必要あり。 学生スカラー…

準備が成功したこと:

瀬田川の2マイルレースで普段やらぬ連続出艇で調子を崩したので、今回は2週間前から土日は連続モーションを行い、体を慣らし運転してきた。今回は予定外の敗者復活戦に出たことで、土日で1000mを4発(1Xで3発、4-で1発)したが、特に体に異常を来たさず…

久々のレースで改めて気づいたこと:

戸田コース同様、レース期間中は6レーン手前のコース脇が回漕レーンとなり、コース内が普段と逆の時計回り(左側通行)となる。真っ直ぐ漕いでいるときは支障が無いが、スカルで反時計回りに艇を回すことを普段やらないので、これが結構厄介だった。この辺は…

地方のコースは流れがある:

戸田コースは静水の人工コースであり、風の影響はあっても流れは全く無い。一方、地方のコースは川に設置したコースが殆どである。荻野コースも発電用ダムで堰き止めた水域に設置したコースであり、大会期間中は電力会社の協力により流れを最小限に留めてい…

遠征は楽しい:

普段はボートのメッカである戸田コースで、艇庫とコース、若しくは荒川の往復のみであり、他クラブの方々と顔を合わせるのは水上のみであるが、今回の様な地方で開催されるレースでは略参加者全員が遠征してきた選手ばかりである。従って、宿舎(荻野では民…

全日本社会人、40代1Xで銀メダル

7月24日、25日の2日間、福島県高郷村の荻野コースで開催された全日本社会人選手権に淡青会RC(LBRC)として初参加した。おやじ本人はこの大会に40代1Xと4−の2種目にダブルエントリーした。結果は40代1Xが2位で銀メダル獲得、4−は5位に入賞。右上…

スカルの両手の交差とBlade Pitchについて:

スカルではストローク中に両手が交差するオーバーラップが発生する。通常は両手が当たらぬ様に10mmから20mm程度のハイト差を左右(普通は右手が下、左手が上)で付けているが、Blade Pitchについて、スカラーの皆さんどうしているのだろう?おやじ本人の場合…

おやじスカラーの実験結果(中間報告):

長崎から運搬したままのBlade Pitch(Oarlockブッシュ角5度)で暫く漕いできたが、7月11日のログに記載の通り、静止スタート等、ブレードへの負荷を強くするとブレードが浮き上がる傾向があり、当初のOarlockブッシュ角を5度→4度→3度と段階的に減らしてみた…

Big Blade(所謂チョッパー型オール)の適正Pitchについて:

C2社のマニュアルやFISA Coaching HandbookのRiggingデータ等を見たところ、これが万人共通の適正Pitchというモノは無い模様。 C2社の推奨:適正Pitchは4度〜7度と記載あるのみ。Smoothyに記載されている様なこれが適正という表現は特に無し。Big Blade…

Smoothy Bladeの適正Pitchについて:

C2のオールを購入すると、Oar Manualが付録でついており、詳しくはこのマニュアル(C2のHPからもこのマニュアルをダウンロードできる)に書かれているので詳細な説明は割愛する。Smoothy BladeはBlade Pitchの計測要領がBig Bladeと異なる方法で計測すること…

ブレードピッチ(カバー角)について

今日はブレードピッチについて考察したい。右上の絵はConcept II(C2)社のSmoothy Bladeのピッチに関する挿絵をダウンロードしたもの。

4−乗艇:

バランスは概ね問題の無いレベルとなってきた。問題はパドル30本の1本1本で如何に船を進めるかである。この点に関しては、もはや本番で出すしかない。おやじ本人は40代1X決勝直後の4−レースであり、後ろ3名の本番でのPowerに期待する次第。 以上

1X乗艇:

兎に角暑く、暑さと集中力の勝負といった感あり。パドルは先週同様、中々思うようにレートが上がらない。静止スタートから入ると以外にレートが上がる模様。(単にレンジが切れているだけかも知れない。)パドルで短漕をしている瞬間は他の1Xに抜かれるこ…

今年の夏は暑い

予定通り、土曜日夕方の1X乗艇、戸田泊、日曜日午前の4-乗艇を連続モーションで実施した。土曜日の日没前後、日曜日の午前と出来るだけ暑さを避けてモーションしたのであるが、40代のおやじには、戸田の暑さは厳しい。乗艇後は、概ね岸蹴り時から2kg程度…

まとめ

期待していた訳ではないが、本番レース前にラフコンシミュレーションをすることが出来、且つ、ある程度ラフコンに自身を持つことが出来たので、良い練習になった。(ヨシヨシ②) 先日の日曜日に変更したリギングで概ね気持ち良く漕ぐことが出来た。 次回の乗…

おやじ艇・おやじの組み合わせは結構ラフコンに強い?

今日、夜間に出艇していたスカラーはおやじの他、MY生命のスカラー2名。1名はスカルの名手の模様であり、1周目の復路、強い逆風の中、遥か後方(50m以上)からグングン迫ってくる。しかしながら、ここは逆風のおやじたる面子を守らねばならぬと勝手に考えて…

今日はラフコンのシミュレーション

今日は、ゲートが空いており、2000m開放となっていたことに加えて、風・波共に強く、巷の学生クルーは、夜間の出艇を見合わせていた模様であり、ポンドは非常に空いていた。おやじ本人も風が強いので、一瞬たじろいだが、本番レースでもラフコンになる可能性…

平日夕刻練習

本日夕刻の練習報告。(右上の写真は以前撮影した夕刻の戸田コース) 今日、会社を出たのは18時過ぎ、品川辺りは未だ30度を超える猛暑。戸田での乗艇も30度を超える猛暑の中での乗艇を想像しながら戸田公園駅に下りたところ、何と涼しいではないか。東から強…

日曜日午前:

先週の乗艇状況をログで報告したが、レースでの万全を期すため、Bowを無しフォア経験者のレンジの長い者に変更した。この結果、バランスは格段に改善することができた。 来週の乗艇では、1X同様、レースピッチでの漕ぎをできる様に取り組む予定。 3モーシ…

日曜日早朝:

前日、パドルのピッチが上がらなかったことを勘案し、インボード及びリガースパンを広げて、少しレートが上がりやすい様に対策した。インボード:88cm→89cm、スパン:160cm→162cm 梃子費を軽くした結果、若干ながら、レートが上げやすくなった模様。 一方で…

土曜日午後:

汚れていた船体を数年ぶりに洗剤を使って洗った。洗剤で取りきれぬ汚れはコンパウンドを使って除去した。 船体を洗った後、16時頃に出艇。軽くライトパドルでW.Upした後、1000mレースに向けてパドル20本程度の短漕練習を行った。なかなか思うようにSRが上が…

社会人選手権に向けて連続モーション

対校戦OBレースで連続モーションでコンディショニングが上手く行かなかったことをフィードバックし、土日で、土曜宿泊を含めた連続モーションのシミュレーションを実施した。

ドライブの纏め:

整理、考察の便宜上、ドライブを序盤(Push)・中盤(Draw)・終盤(Pull)の3工程に分けて述べたが、実際漕いでいる上では、これらを分離することなく、キャッチからフィニッシュに至るまで、文字通り一漕ぎで澱みなく、スムーズにドライブするイメージを持つこと…

ドライブ終盤:

脚・腰・腕の中で最も筋力的に弱いのが腕であるため、腕によるハンドルの引き切り(Pull)は脚とボディースウィングによるドライブの終る終盤で始まる。但し、ボディースウィングからPullへの連携はスムーズに引き継がれるべきであり、常にブレードに体重を…

ドライブ中盤:

ドライブ序盤の足によるドライブスタートから、足とボディースウィングによるドライブの中盤となる。右上の写真で言うと①から②に至る工程であり、ストレッチャー板を押す足とハンドルを持つ手に「suspend」された体重を使ってボートを進める。ここで重要なの…