Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

軽自動車のタイヤを手組交換しました

昨日の午後、モノタロウで注文したビードブレーカーとスナップインバルブが届きました。
当初、軽自動車のタイヤ交換は来週月曜日にやる予定でしたが、交換用のモノが全て揃ったので、早速、手組み交換をやってしまいました。(^^)/

まず、午前中にEKワゴンのフロアジャッキ用のジャッキアップポイントを目視確認しました。
前方のエンジン回りですが、エンジンルーム周りでフロアジャッキを掛けられるジャッキポイントが発見できませんでした。
後方に関しては車体後端にジャッキポイントとして使える部分がありましたが、高さが地面から33cmの高さにあり、最高位が40cm以下までしか上げられないフロアジャッキは使えない事が分かりました。

この三菱Ekワゴン、オーナーが自家用フロアジャッキで2輪同時上げするためのジャッキポイントを設計条件に入れてない様です。
フロアジャッキでの2輪同時タイヤ交換は出来ない事が分かりました。
しからば、パンタグラフジャッキを使って、一輪ずつタイヤ交換するしかありません。
軽自動車ではありますが、パンタジャッキを一輪ずつ上げ下げしたり、ホイールナットを十字レンチでグルグル手回しするのはそれなりに疲れます。
そこで、今回は電動インパクトドライバーを使って、パンタジャッキ操作とナット回しを行うことにしました。

本日、午後、タイヤ交換準備を始めたのが14時半頃。
1本目のタイヤを外したのが15時頃。
1本目タイヤを外した後、ビードブレーカーを30分程かけて組み立てました。
1本目タイヤを車体に取り付け完了したのが16時頃です。
その後は同じ手順で残りの3本をタイヤを新タイヤに交換しました。
概ね1本当たり30分程度で交換出来ました。
4本のタイヤを全て交換完了したのが17時半頃
作業完了後、後片づけ完了したのが18時です。
ということで、準備開始から後片付けまで3時間半程度で作業できました。

今回、車のタイヤ手組交換は初めてでしたが、事前にYoutube動画で要領を学習しておいたので、概ねスムーズに出来ました。
特に時間短縮と省力化に役立ったのが、電動インパクトドライバーによるパンタジャッキ操作とホイールナット脱着と、ビードブレーカーの使用です。
特にビードブレーカーによるビード落としは、驚くほど簡単にできました。
モノタロウ製の税込み4000円弱の廉価なビードブレーカーですが、作業性は抜群に良いと感じました。

タイヤ手組交換作業の参考とした動画は以下の3件です。

タイヤ手組み】これを見れば必ず出来るタイヤの外し方。
https://www.youtube.com/watch?v=JQxAnZ77FW8

タイヤ手組み方法】これを見れば絶対組めます!軽四タイヤ
https://www.youtube.com/watch?v=NwMfOqwO02k&t=0s

ブリヂストンNEWNO(ニューノ)を手組み、走行レビューしてみた。
https://www.youtube.com/watch?v=PHcl5pwYoCI&t=0s

以下、交換に必要な費用 & 必要な用具類の紹介です。:

1.タイヤDIY交換用に通販で新たに購入したモノと、廃タイヤ処分費用:
1)新タイヤ4本:BS製NEWNO 155/65R13 税込み18,000円(AMAZON)
2) スナップインバルブ4個:税込み197円(モノタロウ)
3) ビードブレーカー:税込み3,752円(モノタロウ)
4) 廃タイヤ4本処分費用:税込み2,200円(ガソリンスタンド)
以上合計24,149円。(ビードブレーカーを除外すれば、20,397円)

普段利用している自動車整備業者でのタイヤ交換見積は約45,760円(国産Y社タイヤ使用)
最寄りのカー用品点(A社)の見積は、オリジナルブランドタイヤで29,780円。 (BS NEWNOだと47,360円)
ということで、国産一流メーカータイヤへの交換ベースだと、今回のDIY交換で約2万円、出費をセーブできました。
尚、手組み交換なので、ホイールバランスは行いません。(このクルマは一般道での時速60km以下での走行のみで、高速道路での走行はしませんので、ホイールバランスは不要と考えます。)

2.今回のタイヤ手組交換で使用した用具など:
1)パンタグラフジャッキ(普通の車載パンタグラフジャッキ)
2)十字レンチ(ジャッキアップする前にホイールナットを緩めるのに使用)
3)タイヤ輪留め(ジャッキアップ途中でクルマが動かないようにする)
4)革手袋(軍手)
5)電動インパクトドライバー(パンダジャッキ上げ下げとホイールナット脱着の省力化で使用)
6) ビードブレーカー(今回購入。これがあるとタイヤ交換は楽勝です)
7)段ボール紙(タイヤのオイールへの取付け・取り外し時の下敷き用)
8)タイヤレバー3本(バイクのタイヤ交換で使用しているモノ)
9)ゴムハンマー(ホイールからタイヤを外す際に使用。結局、殆ど使わず)
10)カッター(古いバルブを切り落とすため)
11)サンドペーパーなど(ホイールに古タイヤのゴムが付着していた場合の除去用)
12) ウェス(ホイール掃除用)
13)真鍮ブラシ(ホイール・ハブ接合面の錆落とし)
14)中性洗剤(食器洗い洗剤をビート嵌め込み時の潤滑剤として流用)
15)新しいスナップインバルブ
16) バイスプライヤー(スナップインバルブ装着時に使用)

3.新タイヤの空気補充に使う用具など:
1)12V DC電源の電動空気入れ (指定圧240KPa + 初期圧力マージン20KPa = 260KPaで設定。でも、300KPaまで上げないとビード上がらず。)
2)DCポータブル電源(12Vバッテリーを使ったDIYポータブルバッテリー)
3) AC/DCバッテリー充電器及び延長コード (今回はタイヤ交換場所のカーポート内で使用)

4. タイヤ交換後のホイール再装着
1)電動インパクトドライバー(ホイールナットの仮締め用)
2)トルクレンチ+21mmソケット(98Nmで本締め)

5.廃タイヤの処分
ガソリンスタンドに廃タイヤを持ち込んで処分を依頼する。税込み@550円/本 x 4本=2,200円

以上

作業の様子等の写真は以下のFacebook記事をご覧ください。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=6875867849158026&id=100002046371009