Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Rowingは艇+漕手の合成系の速度を競うスポーツ:

Rowingを論じるときに、艇を速く進める競技という視点で論じられているものが多い。しかしながらボートに於いては、その総重量の約8割は漕手の体重であり、重量移動の観点からすれば、如何に漕手自信の体を速く進めるかのスポーツとも言える。(おやじはボートを漕ぐ時に、艇というより、(ブレード(体感的にはストレッチャー)を支点として)自分自身を速く進めようとイメージしている)

  • エイトの総重量=漕手:75kg*8 + 艇:98kg +COX:58kg + 雑物:2kg + オール:2.7kg*8 = 780kg (漕手の占める割合:77%)

正確に言うと、漕手と艇が一体となった合成系の速度を競うスポーツと言うのが正解だと考える。しかしながら合成系は目には見えない。ただ、Rowingサイクルの中で艇と漕手が一体化する瞬間がある。それは漕手の体重移動が瞬間的に止まるキャッチ前とフィニッシュの瞬間だ。それ以外は漕手は艇に対して動き続けるので、漕手と艇の速度は2分されることになる。これをイメージ図として示したのが下図である。

図の中にも書いたが、おやじが述べたい要点は以下の通り。