Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ドライブ中盤:

ドライブ序盤の足によるドライブスタートから、足とボディースウィングによるドライブの中盤となる。右上の写真で言うと①から②に至る工程であり、ストレッチャー板を押す足とハンドルを持つ手に「suspend」された体重を使ってボートを進める。ここで重要なのは足と上体のスウィングを分離して行うのではなく、ブレードに体重を載せるイメージを持って、ハンドル(=ブレード)を水平且つスムーズにドライブすることである。上級者と未熟な漕手の差が出るのは、ブレードに体重を載せる感覚の差ではないだろうか?脚とボディースウィングの使い方はローイングスタイルによって異なるが、クラブの中では統一すべきものである。(現在カナダのナショナルクルーを指導しているマイク・スプラクレン氏のローイングスタイルはドライブの前半から積極的に上体のスウィングを使ったものであり、他国のローイングスタイルと異なる。おやじ本人が現役時代のローイングスタイルに似ており、おやじは親近感を持っている)