Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今朝は暖か

oyajisculler2016-10-19

今朝は荒川で乗艇。
いつもの通り、エイトの伴走して秋が瀬へ。
静止スタート練習では、今朝は瞬間艇速ながら1'20"/500mを切っていた。ほんの少しずつだが、トップスピードが改善している。
気になるのは、静止からのスタート5本でS-sideへ曲がる事。確かにこのクルーは両サイドのエルゴ生値平均が同じであり、エイトのリガー配置上、S-sideがサイド負けする。
もう少し様子を見て、スタートの曲がりが治らないようなら、Bowフォアを逆サイドリガー配置ににするGerman Riggingにする手もある。(H27年度インカレエイトで実施経験あり)

今朝の水温は、秋が瀬で18.5℃、笹目橋下流で20℃。気温は19℃近くあり、久しぶりに暖かだった。

今朝の風向は北東の風、1m程度。
エイトの6000m漕は大曲以降の後半が軽めの逆風だった。
6000m漕(途中給水休憩なしの1発)の平均艇速は、1'49.4/500m, SR18.8
先週の順風時の平均艇速(1'45.5/500m)より艇速が下がった。風影響に関わらず、1'45"/500m以内で漕ぎとおせる様になろう。

エイトが大曲に至る途中で、付きフォアのZIEGが上がってきたので、折り返して、付きフォアに伴走して再び秋が瀬まで上がった。
このクルーは、エルゴ75kg換算平均が6'30"と、これまでの全日本出漕付きフォアクルーの中でも最もエルゴスコアが良い。
しかしながら、漕技・出力効率の方が良くなく、昨日の成蹊大(インカレ準決勝敗退)との1500m x 2の並べでは、逆カンバスの差しか付ける事が出来なかった。
テクニック上の課題は、インカレエイト同様に、フィニッシュハーフでブレードに体重を載せて突き放すドライブ(ボディースイングによる加速)が出来ていないこと。
今朝はこの点に集中してコーチングした。

整調のHは、キャッチで上体を少し煽り、膝の潰しが遅れる。
現在、狙っている漕ぎは、キャッチハーフではレッグオンリーのドライブとし、レッグドライブしながら前傾した上体の体幹にバックスイングのエネルギーを充填。レッグドライブを終える頃にブレードに体重を載せながらボディースイングして、艇を加速させること。
この点を林に指摘すると、指摘したその瞬間のストロークは、フィニッシュハーフでボディースイングして加速的にドライブする事が出来ていた。
後ろの3名もこの点を共有して、低レートUT漕の取り組みを介して、確りと艇を加速する漕ぎを身に着けよう。

<写真>
 5時58分。エイト:天寵。秋が瀬折り返し後、6000m 低レートUT漕。
 6時14分。付きフォア:ZIEG。低レートUT漕。
 6時21分。秋が瀬折り返し後のZIEG。低レートUT漕。
 6時30分。フィニッシュハーフのボディースイングで加速すること。これがこのクルーの課題。
 6時43分。整調:Hはキャッチで上体を煽ってしまい、フィニッシュハーフのボディースイングが効かない課題あり。乗艇中の指導で治す事が出来たので、今後意識してキャッチハーフのレッグオンリー、フィニシュハーフのボディースイングを強調しよう。
 6時59分。付きペア:月影。先週までは中間レート以上の高めのレートでのメニューが主体となっていたが、ブレードワークや有効レンジ改善の目的で、今週から低レートUT漕をもっと増やす方向に見直し。
 水中出力はレートを下げる事で少し改善していた。

<動画>

M8+:天寵
https://www.youtube.com/watch?v=eU-44QX3YfU

M4+:ZIEG
https://www.youtube.com/watch?v=C-Z85qLeV2I

M2+:月影
https://www.youtube.com/watch?v=07GEycn3iyM