Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

冷え込みの朝

oyajisculler2017-04-13

北海道と東北地方が寒波に覆われ、戸田の朝も気温が下がった。
水温も、火曜・水曜の雨の影響が残り、今朝の水温は4月にしては低めだった。

  • 秋が瀬:11.5℃
  • 緑橋下:12.5℃
  • 競艇場前:13.5℃

今朝は1限出席者が多いため、エイト二杯、フォア、シングルスカルの4艇が5時10分岸蹴りとした。
エイト2杯は秋が瀬往復。
付きフォアは大曲往復。
このところ、エイト伴走が多く、付きフォアを見ていなかったので、今朝は大曲まで付きフォアに伴走した。
このクルーはバランス安定性が良く、有効レンジが長いので、パフォーマンスが安定している点が良い。
艇がスムーズに進む点は良い所だが、4名共体幹及び腕廻りの筋力が十分でないため、フィニッシュハーフでブレードが浮いて、フィニッシュハーフでの加速感が十分でない。
お花見レガッタで、N大の付きフォア2杯に及ばなかった事が示す通り、現状の体力では、夏のインカレでメダルを獲得するレベルには届きそうもない。
従って、今後、C2やエルゴインターバルトレーニングを介して、漕力を確り改善して行く必要がある。
現状のエルゴ75kg換算スコアはクルー平均で6'43"程度だが、メダルを取るには少なくとも6'38"程度のレベルまで上げる必要がある。即ち、最低でも各自が後、5秒は改善する必要がある。

その後、オープンエイト:無限のW.Upに伴走。
無限クルーは4月から東商戦に向けてエイトのクルー乗艇を開始。無限に乗り換えて丁度1週間経った。
乗り換え直後はバタバタだったが、今朝はNF-UTも余り擦らずに漕げる様になってきた。このクルーの漕手は、ジュニアも含めて一定期間シングルスカルを漕いだ経験がある者ばかりであり、無限がバランスを取るのが難しいとはいえ、シングルスカル程の難しさは無い。
正に東商戦オープンエイトクルーが使うレース艇として最適な船型と言えるだろう。
後は、ジュニアコックス:A治がラダーワークの腕を磨き、2000mコースを蛇行せず、真っ直ぐ進められるかどうかが大きなポイントだ。

さて、秋が瀬到着後は折り返して無限と天寵でハンデ(3L)付き並漕の6km漕を実施。
天寵は、昨日の独漕乗艇では有効レンジが切れ、水中も確り押す事ができず、クルー編成以来最悪のパフォーマンスだった。
そこで、今朝はハンデ付き並漕として、先ずは水中出力を回復するところから取り組ませた。
その結果、まだベストの艇速には及ばないが、今朝は1'47"/500m, SR19.3の艇速まで戻せた。

無限の方も、大曲で抜かれるまで良く頑張り、昨日より2秒/500m速い艇速の1'51"/500m, SR21.4で漕いだ。(レートは2枚程高過ぎたが追われる立場なので止むを得ないだろう)

6km漕ゴール後は、28km地点から下流に向けて中間レートの2000m漕実施(SR24/28/32)。スタートする直前にT正大カヌー部のコーチモーターが下ってきて追い越されそうになったため、慌ててスタート。
このため、無限と天寵の艇差が予定の2Lではなく、4L近い差でのスタートとなった。
この結果、無限はゴール時の艇差0.5艇身まで追い詰められたが、抜かれずに何とか逃げ切る事が出来た。
次回は3L差程度が丁度良さそうだ。

<写真>
 5時42分。木鶏。W.Up中。
 5時53分。無限のW.Up。
 6時00分。無限を追う天寵。(6km漕の序盤)
 6時06分。秋が瀬から2000m付近。無限に並びかける天寵。
 6時08分。大曲。無限を抜いた天寵。手前は無限。
 6時37分。2000mバラエティー漕のゴール。4L差でスタートし、抜かれずに逃げ切った無限。
 6時47分。2000m漕終盤のN田。N田のラストスパートはなかなか良い。
 7時03分。東大艇庫南側の桜。満開から散り始めたところ。