午後の陸トレはモーション時間を併せて複数でトレーニングする事が基本。一人で行うとどうしても追い込み切れないので、集団で行う方が良い。
さて、17時半頃に浅野艇庫へ行くと、対校選手が一人でエルゴ60分漕を行っていた。どうも上記の基本を理解せずに一人で行っていた模様。
途中からだが、エルゴ60分漕で課題としていることをコーチングした。
以下、エルゴを漕ぐ上での留意事項:
- 骨盤を立て、座高を高くし、ハンドル軌道を高くしてドライブし、フィニッシュでは胸の上の高い位置でフィニッシュする。
- キャッチで骨盤を前傾、乃至は立たせる。キャッチハーフはレッグオンリーだが、脚の力をダイレクトにハンドルに伝える為に、脚とハンドルの間にある体幹を確り固めて出力を伝える。(=背中を丸めない)
- ハンドルはキャッチからフィニッシュに向けて直線状にドライブする。ハンドルは加速するようにドライブする。
- キャッチハーフはレッグオンリーとし、上体と腕はひたすらハンドルにぶら下がる。
- ボディースイングはレッグドライブが終わる頃、フィニッシュハーフで行う。腕引きはドライブの最後とする。
これを極端にやっているのがオランダのエルゴトレーニング。
要は上体が横倒しになるまでバクスイングし、首までハンドルを引くと言うモノ。
このトレーニングは、効果が高いのでオランダチームは、これを継続していると思う。
https://www.youtube.com/watch?v=vklNvHiLZ-c
以上