Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

少しずつ合ってきた

oyajisculler2016-07-28

今朝も荒川に出艇。
梅雨が明けておらず、早朝の荒川はどんより曇っていたが、ボートの練習と言う面では涼しくて良い。水温は笹目橋下流が26℃、大曲上流が25℃。
今朝のメニューは500m x 4 x 2。
現在取り組み中のフィニッシュハーフでのボディースイングによる加速をレースペースに繋げるため、今朝は1本目はSR33とし、4本目をSR36というの低めのレートで漕ぎのフォーム重視で行った。

<写真>
 6時10分。500m x 4 x 2の1本目。ハンデ0.5Lで並べ。手前#1:無限、奥#2:淡青
 6時20分。3本目。SR35。キャッチからの掛りは良くなりつつある。B-sideは#5:Hと#7:O翔は、キャッチで上体が起こしてしまう分、キャッチハーフでの膝の潰しが遅れる。この結果、この二人はフィニッシュハーフのボディースイングが効かない課題あり。キャッチハーフはleg onlyで膝の潰し速く!
 6時25分。4本目。エントリー直後のLeg Drive。#5:林の状態が起きてしまっているのが分かる。奥の淡青も丁度キャッチからのドライブ。#5:K川、#6:H谷川、#7:S本の上体が開いて膝の潰しが遅れている。
 6時34分。2ラウンド目の3本目。淡青のフォワード。シートスライド半ばのフェーズだが、未だに上体前傾のキャッチ姿勢を取れていない漕手が数人いる。(#4:S本、#5:K川、#6:H谷川、#7:S本、整調のA藤は骨盤前傾不足)これではフォワードで気持ちよく艇を滑らす事が出来ない。フィニッシュ・ハンズアウェーしたら直ちに状態キャッチ姿勢を造り、フォワード後半はシートスライドオンリーでシンプルに、正確に前に出よう!
 6時35分。無限のリリース後のハンズアウェー。無限は抵抗性の抜群の高性能艇だが、座面が低く、水面からクラッチまでの高さが低いのでどうしても返しが低く、後ろの泡を擦りやすい難易度がある。対策としてリリース時に確りタップダウンして返しを意識的に高くする必要あり。この写真では#3:F間のタップダウンが不十分で返しが低い。無限の性能を十分に引き出すため、返しを高くしよう。
 6時43分。淡青のキャッチからのドライブ。#2:S口、#S:A藤のキャッチレンジが足りない。また、#2:S口、#5:K川、#6:H谷川、#7:S本の上体が開き膝の潰しが遅れているのが良く分かる。キャッチハーフは上体前傾姿勢維持したまま、先ず膝を潰してレッグドライブしよう!
 6時48分。4本目。笹目橋通過。水面が鏡の様だ。両クルー共フィニッシュしてブレードリリースしているところ。手前:無限はバックスイングを強調して良くバックを取っている。淡青の方はバックスイングがやや不十分。クリーンなリリースという面で見ると、#5:Hのフェザーターンが遅れている。タップダウン完了とフェザーターン完了のタイミングを合わせてクリーンにリリースしよう。
 6時49分。ラストの追込み。奥の淡青はコックスが左に舵を切ってしまったため、2艇が離れてしまった。手前:無限はエントリーの瞬間。#3:F間のキャッチ前が高い分、ブレード半枚程エントリーが遅れている。F間はもう少し前に伸びる必要がある。

<動画>

#1エイト:無限
乗艇テクニックに関しては前述の通り。
500m x 4 x 2の平均艇速:1'29.8/500m, SR35.7, 2000mSS換算:6'11.7、効率91.9%
https://www.youtube.com/watch?v=KtkQbv065XI&edit=vd

#2エイト:淡青
乗艇テクニックに関しては前述の通り。
500m x 4 x 2の平均艇速:1'32.2/500m, SR35.5, 2000mSS換算:6'21.6、効率91.4%
https://www.youtube.com/watch?v=DavrcK0Hs84&edit=vd


M4+:凌雲
昨日のSlider付きエルゴ2000m測定でH部が6'49"9の好スコアを出した。(H比谷は6'57"8)ので、新人戦エイト選考目的で、付きフォアはH比谷とH部を入れ替え、パフォーマンスの変化を確認することとした。という事で、凌雲は今朝からクルー編成を変えた。
今朝は、東医体レース前の鉄門の申し出で、2杯並漕で500m x 4 x2を実施。
ブッツケ本番ということもあり、今朝は鉄門に若干遅れを取った様だが、次に並べる時は全勝しよう。
500m x 4 x 2の平均艇速:1'43.2/500m, SR31.9, 2000mSS換算:7'06.7、効率89.0%
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=r_VhupGf2Jw

M1X(翔):T橋
高橋は漸く復調してきた。Slider付きで良いのでエルゴ2000mで7分切りを達成してインカレに出漕しよう。
500m x 4 x 2の平均艇速:2'00.9/500m, SR29.9, 2000mSS換算:8'19.6、効率80.8%
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=dhKhaT1VliM

M1X(紫陽花):H比谷
先に述べた通り、今朝からH比谷は1Xへ。お花見レガッタで1X出漕した経験あり。概ねスムーズに乗艇出来ている。
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=BBc6EkSk4mU


W1X(Vega):K林
今朝はフィニッシュハーフでのボディースイングが良く効いて艇が走っていた。
今後改善すべきは、

  1. ボディースイング中のブレード一枚キープ。(ハイトを5mm程下げよう)
  2. フォワード中の返しが低いので、もっとハンドルを下げてハイフェザーしよう。
  3. グリップを握りしめてパームグリップしている。指で引っ掛けるようにして柔らかくグリップしよう。また、フェザーワークは手首でなく、フィンガーターンしよう。

https://www.youtube.com/watch?v=1ZGFPHwxyPw&edit=vd