今年度の対校エイトは、スタートスプリントやラストスパートは中々良い物を持っているが、肝心の２Q,３Qの中盤での高速巡航に至らず、艇速が鈍る課題がある。
そこで今回は乳酸耐性トレーニングとして、レスト時間を30秒まで短くしたパドル30本 ｘ 10セット ｘ 3ラウンドを行った。（いつもは60秒のレストとしている）
出だしの２，３セットは元気良く出たが、4本目辺りから体に乳酸が溜まり苦しそうに漕いでいた。苦しさに耐えるため、クルー内で声を出して気合を入れていたが、本当に苦しくなると声も出せないし、フォワード中に身悶えするエネルギーが無くなる。今回の練習をいていると、”あ〜っ”とか、”う〜っ”とかいう苦しそうな声が出ていたので、まだまだ追い込みが足りず、死んでいない証拠。もっと追い込めると思われる。
私が大学３，４年生の時には奥只見湖で、インターバル20秒でパドル30本 X １０セット ｘ ４ラウンドを行った。この時は体が酸欠状態となり、意識が飛びそうになると共に、酸欠で下腹部が痙攣して失禁しそうになった事が思い出された。今回、今の対校はそこまで追い込めてはいない模様。レスト20秒は夏場にやらせてみようと思う。
＜動画＞
M8+ (p30本 x 10 x 3)
https://youtu.be/sIXBac72Ee0
https://youtu.be/41RpT5N185Q
<写真>
対校エイト、乳酸耐性TR、p30本 x 10 x 3 レスト30秒 1ラウンド目終盤
同上、2ラウンド目。(順風)
同上、3ラウンド目。(逆風)
同上、中盤。1番苦しいところ。
同上、ラスト
