Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

対校エイト(p30本 x 6 x 2 & 6kmAT(28))

対校エイトは、昨日のログに記載の通り、脚・腰・腕の三段ロケットドライブで加速すること、そしてフォワード終盤のストレッチャーへのギャザー感を出し、艇が気持ちよくスイングする様なリズムとすべく取り組んでいる。今朝はパドル30本のレースペースに取り組んだ。
昨日のSR20での低レートUTではドライブの改善が見られたが、レート36超のレースペースになるとキャッチ前のギャザー感やフィニッシュ突き放しが甘くなり、やや有効レンジが切れてシャカシャカしたリズムに陥りやすい。
今後、レースペースで、艇全体が気持ちよくスイングするリズムの実現に向けてクルーが一丸となり取り組む必要あり。
世界選手権で北京五輪の前後で連戦連勝していたポーランドM4Xクルーに見られる通り、強いクルーにはそのクルー持ち前の生き生きしたリズムがある。全員の体重移動が一体化し、艇と漕手が正に一つの生き物の様にスイングしながら高速で巡航する。こういうリズムが出来ると強い。

以下、動画と写真

<動画>
20150315 em M8+(1) W.Up & p30 x 6 1round
http://www.youtube.com/watch?v=Unwc5N_Qcu8

20150315 em M8+② p30本 x 6 2Round & 6kmAT
http://www.youtube.com/watch?v=V5W1lJO5lIg

<写真>
 エイト p30本 1ラウンド目
大曲より上流で実施。水温8.5度。上流域で実施した1ラウンド目の平均艇速は1'27"9/500m @37.5, η92.8%
 同上 2ラウンド目
外環自動車道より下流で実施。笹目橋上流の暖かい汚水処理水が流れ込んで来る水域での水温は16℃。ここを通ると艇速が一気に3秒程上がる。水温が上がると水の粘性抵抗が小さくなり艇速が上がることを実感できる。
という事で、水温の高い下流域で実施した6本の平均艇速は1'25"7/500m @38.5,η99.2%
 6kmAT漕 
パドル短漕で追い込んだ後だったので、艇速は今一上がらなかった。平均艇速1'42"2/500m, @28.7, η88.8%