今朝は、レースペースでのハードトレーニングとして、ショートレスト(1分)でのパドル3本+60本(約500m)のインターバルを行った。
通常、レスト1分というのはパドル30本のレストであり、それを60本で1分としたので、ジュニアなど未熟な漕手にとっては厳しかったと思われる。
今日の練習ではトレーニング強度の高さに精神力が追い付かず、#2エイト:淡青やJrエイト:無限は、早々にブレードワークの質が悪化していた。
特にジュニアエイトの繋ぎのワイトワークのブレードワークの質の低さ、水中レンジの短さは酷かった。
全体的にフィニッシュでブレードが浮いて大きくスリップして有効レンジが短くなるWash outの漕ぎになっていた。
近年の東大クルーのレースでの中盤の弱さは、日頃の乗艇練習で、苦しくなると我慢せずに易々とフィニッシュでブレードを浅くしてWash outさせてしまう練習姿勢に原因がある。
このチームとしての悪循環、悪癖を断ち切らないことには、インカレでメダル獲得には手が届かない。
兎に角、岸を蹴って、漕ぎ始めた瞬間から揚艇するまで、繋ぎのライトワークも含めて、気の抜けた質の悪い漕ぎを一切排除し、全てのブレードワークを最高のテクニックをもって、漕ぎ、練習の質を高める様に日々努力すること。
先ずは上級生たる対校選手がこれを実践しよう。
<写真>
6時14分。加速3本+RP60本の1発目。手前:無限、センター:淡青、奥:天寵
6時26分。同上、5発目。手前:Jr.無限。
6時35分。2ラウンド目。手前:天寵。
6時49分。2ラウンド目のラスト。手前:天寵
7時13分。3ラウンド目のラスト。手前:無限