Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

DF125: 2000m試漕

2000mゴール時のモニター表示(7'06"1)

今日は自宅でのERGOトレーニングをした。
メニューは2000m試漕。

但し、自宅の居室で、応援無しで一人で全力で2000mを漕ぐ気にはなれないので、中盤の2Q,3Qはレートを落とし、1Q及び4QのみRace Paceで漕ぐメニュー。

概ね負荷率は90%で、楽な気分で気軽に漕げるのが良い。

前回実施したのは12月3日。DF135で、7'06"6。

今回はDF125で実施し、DF135と比較してみた。

目処としたペースは、1,4Qは1'44", 2,3Qは1'49"、合計7'06"。

結果は以下のメモリー画面写真の通りで、狙った通りのペースで漕げ、7'06"1だった。
 今回は2000mゴール時の表示タイムと同じ7'06"1だった。(どうも、2000mゴール時の表示タイムは1/100秒の桁は切捨て表示、メモリー画面の方は1/100秒の桁は四捨五入表示の模様)

感触としては、特に苦しい場面は殆どなく、概ねeasyな感触で漕げた。
タイムはDF135でのタイムと殆ど同じ。僅かではあるが、0.5秒だけ改善した。

DF125は、DF135に比べて筋肉ダメージが殆どないので後半でも意志さえ確りしていれば、頑張りが効く感じ。4Qでのペースアップが効く。
自転車で言えば、DF135はトップギア、スピードは出るが後半で疲れが溜まり、ラストでなかなかペースアップが厳しい。
一方、DF125はトップギアより少し軽いギアで漕ぐ感じで、トップスピードは出にくいが、終盤でもレートアップしてスパートが効く。
という事で、今後はDF125でトレーニングをしようと思う。

Rowing Australiaの推奨するDrag Factor:

ネットでERGO Drag Factorと検索したところ、Rowing Australiaの以下のサイトがヒットした。

Rowing Australiaは豪州ボート協会が運営しているサイトで、豪州の代表選手も含めたボート選手・チーム向けのサイトなので、日本の選手も参考にしてよいと思う。

https://rowingaustralia.com.au/2019/06/06/finding-your-optimal-drag-factor-and-damper-setting/

このサイトの情報に拠れば、Damperのセッティング(Drag Factor設定)は以下の値を推奨している。

  • 男子軽量級選手  DF125
  • 男子オープン選手 DF130
  • 女子軽量級選手  DF100
  • 女子オープン選手 DF110

英文の本文:
As a guide Rowing Australia recommend a drag factor of 125 for Lightweight Men; 130 for Heavyweight Men; 100 for Lightweight Women; 110 for Heavyweight Women.

私の場合は、12月のMR大会までDF135でやっていたが、その後、DF125に見直し、良い感触を得た。
即ち、私は軽量級男子選手のDF値が適正ということだ。

以上