2100から2200m地点の展開ゾーンは多くの小艇でゴチャゴチャ混んでいた。空いている水面を縫って前に出ていこうとしたとき、突然、S-side方向から女子高生2X艇が横断しながら突っ込んできた。双方、速度は遅いが近接しており、接触は避けられない状況。トッサに腕漕ぎのピッチを上げて逃げようとするも、相手の2X艇の舳先がおやじの艇のテール（船尾から１ｍ辺り）に乗り上げた。相手の舳先がおやじのカンバステープを擦る「ピー！」という音がしたが、こちらは軽い１Ｘ艇であり、接触エネルギーは大した事はなさそう。バックローして相手の２Ｘ艇に近づき、接触したカンバス部分を相手のクルーに黙視確認させたが、異常は見られないとのこと。
「横断する際には周囲を注意しなさい」と指摘し、乗艇を続行した。（揚艇後に確認したところ、カンバス部の船縁テープに少し擦った際についた汚れがついた程度で有意な損傷は無かった）
