Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

M1XカテゴリーE(55-59歳)で優勝

 表彰式の様子。

M8+カテゴリーF、惜しくも2位:

私が出場したM8+(F)とM1X(E)のレースは何れも午後のレース。レース間隔は1時間と短かった。

先ずはM8+カテゴリーF(60-64歳)のレース。
昨年の反省から、大半のメンバーは昨日の内に大阪入りして本番レースに備えた。
水上でのリギング調整は、上手く行き、後はレースで本番の力を発揮するのみだった。
我々のレーンは1レーンで一番岸から離れており、折からの西風=横風影響が最も大きいレーン。

今回のレースではランドマークが無く、水上に設置されたレーンブイのみが目安。
従って、発艇直後はレーンセンターをキープするのが難しかった。

スタートは上手く行き、コックスから”スタート出た!”とのコールが入った。
ちらりと横を見ると我々が他艇を突き放しているのが見えた。
しかし、一番遠い5レーンの瀬田漕艇クラブが2シート程度遅れて我々とほぼ横並びになっているのが見えた。
250m以降は、我々と瀬田漕艇クラブの一騎打ちの展開。
後半で突き放そうと、500mで足蹴りが入ったが、全く横並び。
その後、750mで2枚上げのコールが入りレートを上げた。
しかし、中盤でレート35と高めで漕ぎ続けたこともあり、ラストでギアチェンジして艇足をグンと上げる余力が無かった。
一方の瀬田漕艇クラブは、レース後に聞いたが、大会前のエイト乗艇は1回のみであり、中盤はSR32以下でユッタリ漕いでいた模様。この分、ラストスパートは一気にレートを上げ、ラスト200mで一気に逆カンバス差まで持って行かれてしまった。
今回のレースでは横風影響はあったものの、流れは殆ど無かった様に思われる。
このコンディションで3'31"は、現時点でも我々の実力は概ね出し切ったモノと思われる。

やはり優勝するには、後半で一気に相手を突き放すだけの体力が必要。
昨年のマスターズレガッタ後にも述べたが、冬場にエルゴで体力を向上させるような取り組みが必要だ。
 M8+(F)レース記録

GPS SpeedCoachのレース中艇速データ:
Distance (GPS) (Meters)
Elapsed Time
Split (GPS)(/500)
Speed (GPS)(M/S)
Stroke Rate(SPM)
Distance/Stroke (GPS)(Meters)

100 95.4 00:19.1 01:58.1 4.6069 40.8 7.323
200 97.2 00:19.2 01:38.1 5.1025 37.4 8.100
300 100.5 00:20.3 01:41.0 4.9492 35.5 8.375
400 105.1 00:21.9 01:44.1 4.8069 35.3 8.100
500 96.8 00:20.4 01:46.3 4.7058 35.2 8.058
600 103.4 00:22.5 01:47.2 4.6615 35.0 7.954
700 96.2 00:20.4 01:46.9 4.6758 34.8 8.008
800 100 00:21.8 01:48.9 4.5792 35.5 7.725
900 100.8 00:22.0 01:49.8 4.5533 35.8 7.700
1000 99.8 00:21.8 01:48.9 4.6075 35.3 7.667

100mラップ合計
995.2 03:29.4 01:46.9 4.7249 36.07 79.85 7.901
00:01.5
SS付き 03:30.9 公式記録 03:31.04



M1XカテゴリーE(55歳~59歳)で優勝:

前述の通り、M8+(F)では残念ながら優勝できなかった。
メダル無しで帰るわけには行かないので、エイトレース後、直ちにシングルスカル借艇の配艇を受け、シングルスカル艇のリギング調整を行った。
この際に、レースを終えたばかりの淡青会メンバーの方々に支援を頂いた。
リギング調整は、前日に見当をつけており、数名の支援を受けていたので数分で完了。
岸蹴りに向けても艇やオールの運搬をして頂き、気持ちよく岸を蹴った。
 岸蹴り(オールを押して貰った)
 同上。(船台にいるのは淡青会メンバー)

岸蹴り前の準備が素早くできたので、発艇の45分前には岸を蹴れた。
後は、いつものメニューでW.Upを実施。
1000mコース脇の練習水域を往復しながら、往路と復路で艇速をチェック。
どうも潮が上げてきて、この時間帯はレースコースはゴールからスタート方向へ流れる逆流となっていることが分かった。

逆流ではタイムが出ないので、今回のレースでは2位以下を大きく引き離すことを目標とした。

ほぼW.Upを終え、スタート前のウェイティングの水域に向かおうと、回漕レースを漕ぎあがって行くと、スタート地点付近で舳先が何かに衝突する衝撃があった。
何かと思い、後ろを振り返ると名古屋大学OBのダブルスカル艇と衝突していた。
私は岸から15m程度離れた回漕水域を漕ぎあがっていったのであり、そこにレース直前の艇が舳先をゴール方向に向けた艇がいる筈がない。
彼らはスタート地点に着ける前に、回漕で漕ぎあがってくる艇がいることに気付かず、折からの横風で回漕レーンまで流されてしまったとのこと。

いずれにせよ、2X艇は止まっており、こちらもUTでユックリ漕いでいたので、両艇の損傷は殆どなし。双方のレーンプレートが外れて海に沈んだだけで済んだ。

衝突事故があったものの、漕法ともに艇・オール、そして身体には傷などが無かったので、審判艇に状況を報告し、レーンプレートを取り付けて頂き、予定通りレースに参加出来た。

ステッキに着けると、ステッキボートに上げ潮の流れが当たって曳波が出来ているのが見えた。要するに逆流。
さて、スタート。
船尾方向に目標となるランドマークが無いので、10本ほど漕いだところで、B-sideのオールにコースブイが当たった。
慌てずに、徐々にレーンセンターへ移行。
250m付近で左右に目をやると、トップである事が確認できた。
2位とは未だ1艇身程度しかないので、後半に向けて徐々に引き離そうと考えた。
500mを過ぎてからもレート・艇速をキープする事を心掛けた。
ゴール付近で応援している淡青会メンバーに、出来るだけ良い漕ぎを見せようと最後まで力を抜かず漕ぎ通した。
タイムは4'13"。逆流だったのでまあこんなもんか?
2着とのタイム差は31秒。約100m程度離せた模様。

エイトでは勝てなかったが、スカルでは快勝出来て満足出来た。

 岸蹴り。淡青会の皆さんに支援、応援頂いた。
 同上
 レース600m付近?

2019-6-1 全日本マスターズ M1X(Eカテ)Race 動画
https://youtu.be/AF2IBH8gvd4

 表彰式の様子。
 同上
 レース記録

GPS SpeedCoachのレース中艇速データ:
横風、微逆流(上げ潮)
Distance (GPS) (Meters)
Elapsed Time
Split (GPS)(/500)
Speed (GPS)(M/S)
Stroke Rate(SPM)
Distance/Stroke (GPS)(Meters)

1 102.1 00:23.4 01:58.6 4.2687 39.1 6.813
2 101.8 00:25.0 02:02.2 4.0900 31.1 7.823
3 101.9 00:25.8 02:08.0 3.9062 30.1 7.846
4 102.3 00:26.0 02:08.8 3.8823 30.2 7.869
5 94.3 00:24.5 02:09.4 3.8642 29.8 7.867
6 100.7 00:26.4 02:10.5 3.8300 29.3 7.754
7 96.8 00:24.8 02:08.9 3.8800 28.8 8.050
8 104.7 00:26.4 02:07.2 3.9285 29.8 8.054
9 100 00:25.0 02:06.0 3.9700 31.0 7.685
10 99.4 00:24.6 02:04.8 4.0038 31.8 7.646

100mラップ合計

1004 04:12.9 02:06.4 3.9624 31.09 7.741
00:01.0
04:13.9 公式記録 04:13.8


以上