Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

LBRCエイト 谷古盾準備−1

oyajisculler2018-09-16

先週は、インカレが開催されたので、LBRCエイトの乗艇練習はお休み。
今日は2週間ぶりにエイト乗艇を実施。

このところ、秋雨前線の影響で雨の降る日が多い。
お陰で残暑が消え、涼しい日が続いている。

今日は8時半集合でLBRCエイトの乗艇練習。
10月13日に開催される谷古盾マスターズレガッタに出場する予定であり、このレースに向けて週末に4回乗艇を行う。
今日はその1回目。

出艇前にクルーでミーティングを行い、今日の乗艇でのフォーカスポイントを確認した。

即ち、

  1. 腕はドライブ中は、良くリラックスして、力まずに紐のようにして使い、ひたすらぶら下がる。
  2. ドライブ中に肘を横向きにすると棒のようになって力みが生じるので、肘は下向きとし、微かに肘を曲げるようにするとリラックス出来る。
  3. ドライブ出力の主役は脚と腰の力。腕と胸より上の上体は良くリラックスさせる。
  4. Finishで、ブレードで押しながらリリースするとブレードがWash outしてスリップしてシャフトのベンドの力を生かし切れない。また、バランスを崩しやすい。
  5. Finishは効率よく押し切り、クリーンにリリースする必要がある。この為に押し切りとリリースは分離すること。フィニッシュでハンドルが胸前10cm前まではブレードで確り水を押す、その後、残りの10cm程度のレンジは、腕・上体を脱力させて、シャフトの撓りを戻してブレードが水を押すプレッシャーをニュートラルにしながらアウトサイドハンドで軽くタップダウンして、ブレードをクリーンにリリースする。
  6. フィニッシュでのアウトハンドのグリップは、人差し指・中指を軽く解くようにして、肘から先の腕・手の甲とハンドルが一つのラインとなる様にするとリラックス出来、タップダウン=ブレードリリースの操作が容易となる。

9時少し前に岸を蹴った。
今日の荒川の満潮は9時半頃。風は南南東1m程度。

ということで、往路は軽い上げ潮。そして秋が瀬の折り返し後は軽い下げ潮。ということで、往路、復路共に微かな順流となり、艇速が出やすいコンディションだった。

ミーティングで確認したフォーカスポイントを頭に置きながら取り組んだ結果、今日はいつもよりバランスが安定し、また、艇速が向上した。

W.Up後、いつものようにP@F付きの低レートUT漕を行った。秋が瀬までの往復で6分漕を6セット行ったが、平均で2'11"/500m, SR18の艇速が出た。
恐らく、このUT漕の艇速は平均艇速としては今年度のLBRC中年エイトのベスト艇速と思われる。

UT漕の後、谷古盾に向けたレースペースの練習を実施。

軽い下げ潮=順流、軽い逆風の中ではあったが、パドル10本で、1'40"/500m, SR31が出た。有効レンジがいつもより長くなり安定した漕ぎが出た。

また、本メニューとして1000mのレートバリエーションを実施。
SR24で500m、SR28で250m, SR32で250mというメニュー。
腕・上体を良くリラックスし、脚・腰のドライブに注力して漕いだ結果、軽いリズムで漕ぎ通す事ができた。

漕ぎ・ブレードワークなど、事前に基本動作を確認し、P@F付きUT漕でこのフォーカスポイントに注力することで、50歳以上の中年クルーでもまだまだ改善する事が出来る。

コーチングは重要である。

9時48分、秋が瀬折り返し。
 COX M明さん

以上