マスターズレガッタで、班蛇口湖に運んだエイト艇:天祐の組み立てを今日行った。
大分、慣れてきたので30分程度で組み立てを終えた。
その後、京大戦OBエイトレースに向けた乗艇練習を実施。
私自身は、7月上旬の全日本社会人選手権のM1X(50歳以上)に出漕する準備があり、京大戦の瀬田川には遠征しないが、今日は人数が1名足りないので代漕として参加した。
昨日の午後、シングルスカルの乗艇を行ったため、その疲労感が脚に残っており、連日の乗艇練習はなかなかきつかった。
さて、今日もエイトのメニューはこれまでと同じメニュー。
W.Up後にP@F付低レートUT漕。
その後、パドル短漕を入れた後、500mのTTを実施。
低レートUT漕の往路は逆流、順風のコンディション。
6分漕*3で秋が瀬へ。
1本目:Ave.2'16.1/500m, SR17.8
2本目:Ave.2'20.8/500m, SR18.0
2本目のUT漕で、フィニッシュの押切が甘くなり、ブレードがフィニッシュでwash outしてブレードがスリップする傾向が見られた。
そこで、フィニッシュ押し切り及びブレードリリースのブレードワーク(ハンドルワーク)の詳細を艇上で漕手の皆さんにレクチャー。
具体的には:
ハンドルが胸に当たる10cm程度手前まではブレード一枚キープする為に水平にドライブする。
ブレードをリリースする際には、ハンドルをドライブする力を緩めてリラックスし、ブレードの圧力をニュートラルにする。
その上で、残りのレンジ:10cm程度でハンドルを斜め下にタップダウンし、クリーンにブレードをリリースする。
要するに、フィニッシュ押し切りとブレードリリースを分離して行うことを解説。
詳細は下記URLの解説記事を参照。
http://d.hatena.ne.jp/oyajisculler/20060904
このレクチャー後、3本目のUT漕を行った結果、Ave.2'18.5/500m, SR17.4と、2本目より500m当たり2秒ほどペースアップする事が出来た。
復路は順流・逆風。
UT漕:Ave.2'09.9/500m, SR17.4
その後、パドル短漕を入れた後、京大戦OBレースの500mTTを実施。
コンスタントレート:34をキープし、静止スタート付きで1'40"/500m程度の艇速が出せた。
本番ではもっと高いレートをキープして1'40"/500mは切れるだろう。
<写真>
9時25分、岸蹴り。
10時08分。大曲の上流。フィニッシュ押し切りのブレードワーク解説直後。
10時18分。秋が瀬折り返し。
コックス:金子さん。
以上