Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

リギング調整後、荒川で1X乗艇

上記の通り、1X自艇のリギング調整後、荒川で乗艇した。
この1週間、マスターズレガッタと復路の連日のボート旅行でやや疲れが残っているが、リギング調整による感触を確かめる意味でUTを確り漕いだ。
川の潮流は、干潮からの上げ潮。
岸蹴り直後の風は南東3m程度。
ということで、往路が順流・順風。
水温が上がっており、水の粘性抵抗も減り、艇速が出やすい環境になった。(秋が瀬の水温:24度)

いつもの通り、P@F付UT漕は、(1)笹目→大曲、(2)大曲→秋が瀬、(3)秋が瀬→大曲、(4)大曲→笹目。(各々、2600m程度)

以下の詳細データに記す通り、P@F付UT漕の無風換算平均艇速は、2'29.4/500m, SR16.4と、これまでで最も良い艇速が出た。
リギング変更による漕ぎの感触も上々で、これまでより漕ぎやすく、且つ、リラックスして艇速が伸びると感じた。
一つは、体重がこれまでより3kg程度軽くなって抵抗が減ったこと。
また、ストレッチャーを手前(PTH値を小さくした)にしたことで、さほどバックスイングを大きく取らずにフィニッシュ角を確り取れる様になり、フィニッシュの加速感が改善した。
また、気温が上がり、ぜい肉が取れたことでキャッチでの前レンジが容易に取れる様になったこと、また、PTH値を小さくしてキャッチからのレッグドライブが効きやすくなったことが効いていると思う。
スパンを少し短くしたことも有効レンジの拡大に寄与している模様。

艇速を伸ばすべく、しっかりドライブして漕いだ結果、揚艇後、脚や腰に確りした疲労感が残った。(夜、寝ている間に脚(ハムスト)が攣った)
また、揚艇後の体重は78kgと、マスターズレガッタ前に比べて3kg程度軽くなった。

<艇速データ>

1.W.Up p10本(順風・順流):1'47.5/500m, SR30.8, (無風換算:1'56.3)
2.SS 5+10本 HP10本の艇速(順風・順流):1'34.8/500m, SR40.4, (無風換算:1'42.5)
3.P@F付UT漕:

  1. 笹目→大曲 (順風・順流):2'16.6/500m, SR16.2, (無風換算:2'27.8)
  2. 大曲→秋が瀬(順風・順流):2'20.8/500m, SR16.3, (無風換算:2'31.0)
  3. 秋が瀬→大曲(逆風・逆流):2'51.5/500m, SR16.5, (無風換算:2'31.0)
  4. 大曲→笹目(逆風・逆流):2'50.1/500m, SR16.6, (無風換算:2'27.8)

4本の無風換算平均: 2'29.4/500m, SR16.4 (これまでで最も良いP@F付きUTの艇速)
4.最後に笹目水門から下に向けて2000m B3漕実施。
平均は、2'26.4/500m, SR23.3。 これを無風換算すると、2'07.2/500m。風向きが時々刻々変化しているので、合っていないかもしれない。

何れにせよ、リギング変更などで、マスターズレガッタ遠征前に比べて艇速が改善、ドライブの加速感やリラックス感が改善できたので、暫くはこのままトレーニングを継続しようと思う。

<写真>
 15時48分。岸蹴り。
 16時33分。秋が瀬到着。
 水温24度。
 17時31分。揚艇。

以上