Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

上流と下流で大きな水温差:

oyajisculler2016-12-22

昨日は霧で上流へ行けなかったが、今朝は霧の発生は無く、秋が瀬まで行く事が出来た。
1限出席者のいる付きフォア2杯(東雲と祥雲)は5時10分岸蹴りで大曲往復。(残りのクルーは5時30分岸蹴り)
大曲での折り返しが5時45分頃。まだ星が煌めいていて、この付きフォア2杯の写真やビデオを撮る事は出来なかった。

昨日までドツボっていた祥雲は、昨夕、整調の変更(S本→A原)及びリガー配置の変更(ノーマル→イタリアン)した結果、今朝の6km漕2杯並べでは東雲に対して序盤でリードし、中盤では水を明けるなど、明らかに昨日より艇速が上がっていた。(後半で東雲の追い上げに合い、逆転された模様)
これで週末の遠漕メニューの並べ(秋が瀬2往復 x 午前&午後)は、目論見通り、4杯が拮抗できそうだ。

28km地点まで下ったところでコーチモーターは折り返し、上流へ向かった付きフォア2杯(凌雲と飛雲)を追い秋が瀬へ。
まだ暗いので、バウの背(白色灯)とコックスの背(赤灯)に付けたライトを頼りにトップスピードで秋が瀬へ。(補足:ゴムモーターはトップスピードで走ると滑走状態となり、曳波が小さくなる)
秋が瀬に到着する頃、丁度、付きフォア2杯が折り返して下ってくるところだった。漸くこの頃に空が明るくなり始めた。
大曲までUT漕で下ったところで、下に向けて6km漕の並漕開始。大曲の水温は7℃。

後発の2杯(凌雲、飛雲)も水の空かない良い並べとなった。水温7℃の状態では、SR18で2分/500mジャスト前後の状態が続いたが、漁船係留所前(大曲の1500m下流)辺りで下水処理場の温水が上がってきた水域(水面に湯気が立っていたので目視で確認できた)に入ると、艇速が一気に4秒程上がって、1'56"/500mへ。
水温が上がると艇速が上がる事をリアルタイムで確認できた。
並漕状態で笹目を通過。シングルスカルが定点往復している水域(26.5km地点から28km地点)に入ってモーター伴走を止め、水温を計測。笹目水門前(28km地点)では水温は14℃もあった。ということは大曲:7℃と下水処理水の混ざった水域:14℃では、少なくとも水温差が7℃もある事が分かった。

その後は、定点往復しているジュニアのシングルスカル4名と女子スカルの乗艇をコーチングして揚艇。

少し下流側のリバーステーション前や26km地点前の水温は12℃だった。下流に行くほど温水と冷水が混ざり少し温度が下がる模様。

丁度、日の出の時間帯(7時丁度に日の出)で、綺麗な写真が撮れた。

<写真>
 6時27分。後発組の6km漕(SR18)スタート。(大曲より下流へ)手前:凌雲、奥:飛雲。
 6時31分。緑橋の200m下流付近。序盤はレートが1枚高い飛雲が半艇身リード。
 6時35分。この辺りは下水処理水の温水水域で艇速が4秒程上がった。
 6時37分。プレジャーボート係留所前。手前:飛雲。

 6時54分。リバーステーション前。並漕するJ1X:3艇 7時00分。岸けり場へ戻るW1X:E澤。今朝はフィニッシュ押し切りの加速感が良くなっていた。
 7時05分。J1X:T中。岸けり場へ戻る途中、マンツーマンでコーチング。フィニッシュでのボディースイング&腕引きで艇を加速するテクニックを指導した。