Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

付きフォアの荒川乗艇:

舵手付きフォアは予定通り荒川乗艇とした。
北北西の風:5mと強めの風なので、荒川は水面が荒れると考え、今朝は久しぶりに大型のFRP製モーターボートで伴走した。大型のモーターボートは曳波が大きいため、混みあう水域でのコーチ伴走には不適当なので、なるべく使わない様にしている。しかし、今朝は荒川に出艇していたのは東大の付きフォア二杯だけだったので問題無かった。

岸を蹴った5時半頃は風が強く、雨も降っていたが、秋が瀬に到着する頃には雨が止み、風も治まってきた。

水温は、秋が瀬7℃、大曲8℃、戸田橋11℃。12月も半ばとなり、荒川も完全に冬場の水温。シングルスカル単独での秋が瀬往復は危険な水温になっている。

大曲の少し上流から下流に向けてSR18での6000m漕の並べを行った。W.Upのでの2艇の艇速は、凌雲>飛雲だったので、並べは飛雲をインカーブ、凌雲をアウトカーブとした。今回のコースだとインとアウトで2艇身+αのレーン差がある。この結果、今朝は終始水の空かない良い並漕トレーニングが出来た。結果は、飛雲が半艇身リードのままゴールしたが、実質は凌雲の方が速かった。

下げ潮が速かったので、ゴールは戸田橋に掛った。
戸田橋の直ぐ下流側にあるJR鉄橋の橋梁周りで、今年も土木工事が行われてる。
良く見ると大型油圧ショベルを搭載した台船が鉄橋の橋脚回りで川底浚いをしている様だ。橋脚基部の耐震補強でもするのだろうか?

<写真>
 6時22分。秋が瀬鉄橋で折返し、大曲に向けフェザー付きUT漕。写真は遅れる飛雲クルー(先週の凌雲クルー)今朝は凌雲(先週の飛雲クルー)の方が艇速が良かった。
 6時29分。大曲の300m程上流から下に向けて低レートUTによる6000mTTを実施。インカーブが飛雲、アウトカーブが凌雲。
 6時31分。緑橋を通過した2艇。手前のインカーブ:飛雲が半艇身ほどリードしている。(実際には大曲でアウトだった凌雲の艇速の方が速い)
 6時39分。笹目橋通過後の大きなカーブで、再びインカーブ:飛雲が前に出る。
 6時44分。27?地点付近を航行する2艇。ほぼ横並び。
 6時46分。26.5km地点付近の2艇。
 6時48分。26km地点前を通過する2艇。ここでもインカーブの飛雲が前に出る。
 6時53分。戸田橋下流にある25km地点の看板。JR鉄橋で工事をしている。
 6時59分。鉄橋橋脚周りの川底を浚渫している油圧ショベル
 同上
 7時04分。トレーラーのウィンチスタンドは修理後の初使用。全く問題なし。
 7時08分。揚艇したビッグモーター。ドレーンプラグを抜き、船底の水垢を抜きながら艇庫へ。

<動画>

M4+ 飛雲 凌雲
今週から艇を相互に入れ替えた。主に艇重量の問題と思われるが、艇の艇速性能は、凌雲>飛雲の模様。
先週まではI泉コックスクルー(今週:飛雲)はI田コックスクルー(今週:凌雲)に艇速で勝っていたが、今朝のW.Up時には明らかに凌雲の方が勝っていた。
このままでは並べても勝負になりそうにないので、大曲上流からの6000m並べは、有利なインカーブに劣性の飛雲を配置して並べた。
この結果、やはり相手の背中が見えると人間、頑張れるもので、飛雲クルーは凌雲に迫られながらも要所のインカーブで前に出てそのまま半艇身差で逃げ切る事が出来た。
凌雲の方も追い上げで良く頑張っていた。
ただ、艇速自体は凌雲の方が0.5秒/500mだけ速く、実質の並べは凌雲の勝ちだった。カーブのある川だとこういう様にイン・アウトの差を逆利用して艇速に差のあるクルーの並べを拮抗させる事ができる。
6kmTTの艇速:

  • 凌雲:Ave.2'01.3/500m, SR20.2, 2000mSS換算 7'38.5, η74.2%
  • 飛雲:Ave.2'01.8/500m, SR20.1, 2000mSS換算 7'40.5, η73.8%

https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=J5AXsd6nQ4U