今朝は生憎、北西の３，４ｍと強めだったが、潮の流れは下げ潮で同じ方向だったので風が強い割に水面はそれ程波が立たなかった。
という事で、全クルー、予定通り荒川に出艇。（水曜日に腰を痛めた江澤だけはポンド出艇）
風が強いので、ジュニアスカラーは2名一組で、荒川の土手に、2往復して艇を運んだ。
後述するが、ジュニアはスカル乗艇に不慣れなので、土手の上で予めオールを装着して、オール付きで艇を水際に運び、そのまま岸けりする方式とした。
何せ初めて荒川で、スカル乗艇するので右側航行させるのも難儀する状態。コーチモーター2艇は、最後に岸を蹴ったジュニアスカルから離れる事が出来なかった。
時間は掛ったが、26.5km地点から28km地点間の定点往復水域に到着。低レートUT漕の乗艇練習を開始。
少し風が強く、ジュニアにとっては少々厳しいコンディションだったが、何とか漕げていた。
対校無しペアの方も、序盤はコース取りが怪しく、やや逆コースに入りそうなクルーもあったが、何とか練習できていた。
そうこうする内に、大曲から下に向けて6km漕の並べをしていた付きフォア2艇が定点水域の方へ下ってきた。1本目は飛雲が大きく水を明けて凌雲に勝っていた。
120分乗艇の後半に入ったところで、上流方向に目をやると、ジュニアのブルーボートの船底が水面上に浮いているのが見えた。どうもジュニアが沈した模様。良く見るとアルミモーターにA石がシングルスカルと共に乗っていた。A石が上流側の水域で横風に煽られて沈したとのこと。でもライフジャケットを装着していたので無事に浮かぶ事が出来た。
ライフジャケットタイプの救命具を装着させておいて良かった！
他のジュニアスカラーは120分を最後まで無事に乗艇完了出来た。
付きフォアの6km漕、2本目の並べは1本目で負けた凌雲が奮起して水を明けて勝っていた。両者五分五分の実力。
無しペアは、2本目の6km漕を、3艇で並べていた。並べの状況を見るに、飛鷹（S F間、B S本）、雲雀（S H谷川、B O）、荒鷲（S O翔、B O小川）の順だった。
対校シングルの2杯（S本とI崎）序盤はS本が勝っていたが、後半はI崎優位だった。S本はチャプチャプした水面で漕ぐのが苦手な模様。
以下、対校クルーの艇速データ：
- M4+ 飛雲： 6km x 2 Ave.:2'01.9/500m, SR18.8
- M4+ 凌雲： 6km x 2 Ave.:2'02.0/500m, SR18.6
- M2- 飛鷹： 6km x 2 Ave.:2'06.5/500m, SR17.4
- M2- 雲雀： 6km x 2 Ave.:2'09.5/500m, SR20.5
- M2- 荒鷲： 6km x 2 Ave.:2'11.3/500m, SR20.0
- M1X I崎： 3km x 3 Ave.:2'17.3/500m, SR20.0
- M1X S本： 3km x 3 Ave.:2'18.6/500m, SR19.8
- W1X K林： 6km x 2 Ave.:2'37.2/500m, SR18.3
＜写真＞
7時06分。付きフォアの6kmTTの並漕：飛雲が凌雲に大きく水を明けて先行していた。奥に見えるライフジャケットを着たスカラーはA石。
7時07分。飛雲に引き離された凌雲。どうした凌雲！
7時29分。付きフォア2杯の6km並べの2本目スタート。2本目は凌雲が奮起して勝った。今日は五分五分。
7時33分。ウェイク襲来。7時半頃には揚艇した方が良さそうだ。
7時43分。無しペアの並べ。手前：雲雀、奥：飛鷹。遅れているのは荒鷲。
7時45分。付きフォアの並べ（6km漕（1500m＊2往復）2本目の2周目）
7時47分。無しペア3杯の並べ。飛鷹が遅れているのはスタートの遅れ。
8時00分。荒鷲は今朝は全て最下位だった模様。
8時16分。揚艇した無双。不慣れなジュニアスカラーは、この様にオールを付けたまま陸に上げて、その後オールを取り外す形式を採用。
