Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

天寵と無限の漕艇効率差と道具の違い:

今朝の乗艇トレーニングは、コンディションに恵まれ、天寵、無限共に、概ね現状実力が出せたと思う。
今朝の乗艇の250m x 12の艇速、及び効率は以下の通り。

  • クルー  エルゴ75kg 平均艇速   2000m SS換算  効率
  • *------------------------------------------------------------*
  • 天寵 6'40"0 1'24.3 6'06" 103.6%
  • 無限    6'45"1 1'26.0 6'13" 101.4%

上記より、天寵と無限の2000mタイム差7秒、、効率差は約2%
エルゴの差はエイト2000mタイムに換算して4.5秒。

これまで冬場から付きフォア4杯、漕手16名で乗艇してきたが、上位8名と下位8名では、効率の差は、ザックリ見て5%程度(エイト2000mで5.8秒)はあった。
実際、今朝の両クルーの漕ぎ(ブレードワークやユニフォーミティー)の差を見ても、効率にして5%の差はある様に見える。(エルゴ4.5秒と効率差5.8秒の合計で10秒程度)

そうすると、実乗艇の効率(合計効率)の差が2%しかないという事は、漕ぎ以外の何かで、無限の方が3%程度効率を改善していることになる。
無限は漕ぎが天寵より劣る事は明らかなので、漕ぎ以外の何かがあるとすれば艇の違い(天寵と無限)やオール(硬さmediumとsoftの差)の差ということになる。
(無限の抵抗性能が、現存するエイト船型の中で最も優れているのは分かっているが、乗りこなすのが難しいという問題あり。実際、無限クルーも乗りこなしてはいない)

そこで、明日の乗艇では、天寵クルーはSkinny Softオール(現在使用していないSoftオールが8本ある)を使い、効率が改善するか否かを試したい。
具体的には、今日の乗艇での艇速差:500m辺りで1.7秒(500m辺りで約10m差)が更に開くか否かの変化を見る。
もし、オールを同じSoftシャフトにしても差が変化しないとなれば、艇の性能差か、或いはそれ以外の要素ということになる。

以上