Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

腰痛回復、18km漕

oyajisculler2010-06-18

先週末、腰を痛めたが、大分回復してきた。まだ少し違和感があるが、日常生活では殆ど支障が無くなってきた。元々、筋肉・骨格共に丈夫なので、少しでも体調が悪いと非常に気になる。もう通常負荷の乗艇練習なら問題ないだろうと考え、今日は予定通り、1X夜間乗艇を実施した。7月上旬の全日本社会人選手権が近づいているので、1000mX4発をやる計画をしていたが、折角回復した腰をまた痛める危険性もあり、大事をとって今日は18km漕のロングを実施した。
戸田に着くと、天気予報どおりの雨。北北西の横風ではあるが、風が吹いていた。18km漕は漕ぎっぱなしなので、雨が降って濡れても体が冷えることはなく、丁度良い感じだった。
漕ぎ始めは少し腰に違和感があったが、1周漕ぐと体が温まってきて腰の痛みは殆ど無くなった。
今日の18km漕でフォーカスしたのは、

  1. フィニッシュで力強く、且つクリーンに押し切ること。
  2. フィニッシュ離水時のフィンガーターン。
  3. フォワードでバランスをキープし、ブレードで水面を擦らずに漕ぐ事。

フィニッシュの押し切りやフィンガーターンのブレードワークについては、先週末にPTHを6mm程小さくして、ハンドルと胸のクリアランスが僅かに余裕ができたので、少しハンドリングがしやすくなった。一方で、Heel depthを3〜4mm程浅くした事、また、PTHを小さくした事などが複合して、キャッチ角が浅くなり、且つ、足が上がったことで、キャッチ前の姿勢をとるのがやや窮屈に感じた。このため、フォワード中盤からキャッチ前に到るバランス安定性にやや悪くなったように感じた。長沼は、風が吹くと荒れるので、ストレッチャーのリギング設定は元に戻すことにする。
18km漕の方は、後半から雨が揚がり、風も治まり、コースは曳き波もなく、絶好のコンディションとなった。中盤までSR22程度の比較的ゆったりしたペースで漕いでいたが、ラスト2周(6km)は少しレートを上げて艇速を上げてみた。SRDで漕ぐと中盤以降のタイム落ちがなく、頑張った分だけペースアップするのでロング漕が楽しい。最後はSR30辺りまで上げて終了。1500mx6周で1時間26分10秒。水温が上がり艇速が出やすくなっていることもあるが、1500mコース6周の18km漕としては、今期ベスト。腰痛の病み上がりだし、まあヨシとしておこう。