日曜日のエルゴ大会では、MBC初漕ぎ会との掛け持ちで、午前の早い時間(9:45)でのスタートにせざるを得ず、本来の力が出し切れなかった。昨年の記録（6'49"1)を更新出来ず、6'49"8に終わった。直前に実施した試漕記録6'49"7と殆ど変わらぬ記録でガッカリ。昨年12月から1ヶ月近く準備してきたので、このままでは向こう1年間もフラストレーションを抱えることになる。全国マシンローイング大会の残りの大会（富山や山形など）に出漕することも考えたが、不慣れな遠征先では、十分力が出し切れない可能性が高い。そこでエルゴ不完全燃焼の悔しさが消える前に再トライアルをすることにした。善は急げで本日の平日夜間乗艇に代え、エルゴ2000mトライアルを実施した。
1人では中盤の苦しさに心が折れてしまうので、T大現役選手に応援を頼んだ。（応援担当のCOX：I本の他、N山、I藤、O田、そしてO栗の５名ほどが応援してれた。もつべきものは後輩！）
まず、本日の目標タイム6'45"5を出すためのペース配分、設定レートを応援役に説明。そして目標記録に及ばない場合でも、ベスト記録更新（6'49"切り）だけは必ず死守することを宣言した。
さてスタート。いつもの通り、ATP-CP系運動である最初の100mは思い切り飛ばし、100m過ぎからテーパー状に徐々にコンスタントレートのSR30まで落とした。W.Upの感じでは調子が良かったのだが、1'41"のペースが維持出来ず500mの手前で既に1'42"ペースまで落ちてしまった。２Qに入ると1'42"が守りきれず1'43"がチラチラ出る。この辺りで今日の目標記録6'45"台は出そうに無いと判断せざるを得なかった。３Qに入り更に苦しくなるかと思われたが、何とか1'43"のペースは維持出来た。４Qに入るところでProject timeは6'49"。この辺りから応援の声も大きくなり、声援に押されて最低限の仕事である自己ベスト更新に向けてレートアップ。ラスト300mに入って1枚上げを入れ、モニターのProject timeは6'48"で安定。ラスト100mはいつもの通り、レンジを切ってでも手数勝負のレートアップ。最後はSR40まで上げて本日のトライアル終了。タイムは右上のモニター写真が示す通り、6'48"0! 後輩学生の応援のお陰で何とか自己ベストを更新することが出来た。応援、有難う！目標タイムには2秒半程及ばなかったが、今日のところはこれでヨシとしたい。何より6年連続の自己ベスト更新を達成出来た事が嬉しい。下の写真はトライアル後、満足顔のおやじ本人。
ところで冷静に考えると、48歳という年齢、体力面ではトレーニングによる体力向上カーブと、加齢による体力低下カーブが、近接しつつある現実が見えてきた様な気がする。勿論、来年もは再度自己ベスト更新を狙うつもりだが、今年以上に良いトレーニングを積まないと、その達成は難しいと思う。Mileage makes champions! 頑張ろう！
