Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ボディースイング:

昔は脚→腰→腕の3段漕ぎが理想的ということで、これが美しい漕ぎ方の代名詞となっていた。しかし、最近はキャッチから脚のドライブと平行して上体のスイングも積極的に使って漕ぐスタイルも世界選手権では良く見られる様になってきた。今回の1Xレースでも本当に強い選手は3段漕ぎではなく、脚・腰・腕のドライブを効率的にオーバーラップさせて漕いでいる選手が良い結果を出していると思う。中には3段漕ぎ的に漕いでいる選手もいるが、キャッチの脚のドライブでスターンが沈み、逆にフィニッシュのボディースイングでバウが沈み込む等、ピッチング運動が大きくなっている。ピッチング運動でどのくらい抵抗が増加するかは定量的に把握していないが、抵抗が増大することは明らかである。