Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

男子シングルスカル

次は、男子。
優勝候補としては、日本代表オープン選手の荒川、そして今年の国体で優勝した遠山、そしてそれに次ぐのがU23代表軽量級選手の武田と予想した。
予選の結果は、荒川が7分3秒でトップ。2番手は7分15秒の遠山。3番手は7分16秒の大河原。武田は7分20秒と全体5番手だった。
尚、風向きや風の強さは組毎に若干差があったので、予選のタイムだけで評価するのは難しい。
少し驚いたのは、無名の高校生:青木が全体4位のタイムだったこと。ただ、遠山に負けて2位だったので、青木は敗復廻り。青木はタレント発掘プロジェクトで発掘された選手とのこと。素晴らしい体力の持ち主とのこと。やはりボートは体力だ。

さて、決勝レースだが、荒川が序盤からジリジリと出た。特に1000m以降の後半で一気に後続を引き離し、勝負を決めた。ゴールタイムは、荒川が7:03.95、二位:武田が7:15.41と、11秒以上の差がついた。やはりオープンの日本代表、軽量級選手とはエンジンの出力が違う。
荒川は圧勝したが、この大会で7分切りを達成出来なかった。
水温が20度を切っており、少々、水の粘性抵抗が大きかったとは言え、オープンシングルスカルでオリンピックを狙うのであれば、やはり7分切りを見たかった。

 決勝300m過ぎ。ここで荒川が1Lリード。
 650m地点通過。この辺りから荒川の一人旅。手前:5レーンは国体優勝の遠山。やはり決勝レースの経験が不足している模様。今回は全く勝負が出来ず、メダルに届かなかった。