Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久々の荒川1X乗艇

oyajisculler2018-09-13

一昨日は、下げ潮と東の風が喧嘩して、荒川は荒れるのでポンドに出艇したが、今日は北北西の風2mなので、川は荒れないと判断し、久々に荒川に出艇。

今日も日差しは穏やかで気温は25度未満。
乗艇にはモッテコイのコンディション。
8時過ぎに荒川に出艇した際には、夏休みが終わったこともあり、学生クルーは全く見かけれらず、私一人だけだった。
幸いなことに、ウェイクボードのモーターにも全く遭遇しなかった。

今日は、岸蹴りの30分ほど前に上げどまりの満潮。乗艇中は下げ潮。
北北西の風2mで、風向きと川の流れは同じ方向なので、水面はほぼフラットだった。

一昨日のポンド乗艇では、艇速重視のフォーカスとしたが、今日は、艇速というより、バランス及びリカバリー中に水面とブレードのクリアランスをキープし、よりスムーズに漕ぐ事にフォーカスした。

往路は逆流、逆風なので、GPS SpeedCoachの艇速は伸びない。そこで、モニターは殆ど見ずに漕ぎに集中して漕いだ。

最近、レースペースでは、腕はハンドルワークに集中し、出力は脚とボディースイングに注力する漕ぎをしている。(腕は脚のドライブに応じて、自動的に使われるイメージ)
今日は、このフォーカスポイントをP@F付きUT漕でも心掛けた。

特に、フィニッシュ押し切りの際に、腕のドライブを強調しすぎると、ブレードリリースの際にブレードが水を動かしてバランスを崩す事がある。
逆にハンドルが胸前10cm〜15cmまでは水平に確りドライブし、残りのフィニッシュレンジでは意識して腕・上体をリラックスさせ、ブレードが水を押すプレッシャーをニュートラルとする。こうすると、ハンドルを軽くタップダウンするだけで、ブレードがクリーンにリリースできる。また、このタップダウンは斜め45度下向きに行い、このタップダウン中に、指のナックル(第三関節)を伸ばすことで、手首の動きを最小限にしてフェザーターンする。
こうすると、クリーンなリリース&フィンガーターンが出来る。
(ハンドルは第一関節と第二関節でホールドし、フェザーターンは第三関節の曲げ伸ばしで行う。これをフィンガーターンという)

意識したのは、兎に角、ドライブは、ミゾオチより下の脚とボディースイングに注力し、腕はフェザーターンとブレードの上げ下ろし、そしてリカバリー中のブレードの高さのコントロールに注力すること。

こうすることで、胸より上の上体及び腕がリラックス出来、よりスムーズな漕ぎが出来るようになった。また、腕を積極的に使う場合と、艇速はあまり変わらない。むしろ、ドライブ出力の持久力が改善するので、巡航速度は改善する様に感じた。

笹目まで戻ったところで、最後に三菱レガッタの500mレースをイメージして静止スタートから500m漕を1本行った。
順流のゲインがあったが、1'53"だった。
今回は中盤のレートがSR30だったので、本番は、SR32オーバーで漕ごうと思う。

暫くは腕・上体をリラックスして、下半身(脚・腰)主体のドライブで出力する漕ぎに取り組む予定。

<写真>
8時19分、岸蹴り。
 9時11分、秋が瀬
 秋が瀬水温:22度。
 9時26分。大曲。
 同上
 9時58分、揚艇。

以上