Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Croker 新オールの筆下ろし

oyajisculler2014-10-10

明日のコーチングに備え、今夜も合宿所に前泊。
今夜は、桑野造船から届いたCroker製の小径シャフトオールS39 soft+Arrowブレードの筆下ろし。今回は、ハンドルも小径のピンクグリップを選択した。
先ずは、オールを開梱し、現状オールと同じリギング値に設定した。
全長285.5cm, インボード85.0cm
Arrowブレード
S39-softシャフト
さて岸けり。
最初に感じたのはグリップが細いということ。ブイを叩くと直ぐに手の中でハンドルがクルッと滑る。
まあでも細い方がフェザーやスクウェアリングがしやすい。これも慣れればこちらの小径グリップの方が良いと思う。
後は、シャフトのしなり。腕漕ぎや上体漕ぎではあまりしなりを感じないが、レッグドライブを付けると、シャフトがしなるのが体感できた。
W.Upで静止スタートをやったがドライブでシャフトがよくしなり、フィニッシュでシャフトが、しなり戻って艇を加速してくれるのが感じられた。しなりが大きいと、フィニッシュでハンドルを素早く動かさなくても、勢いよくブレードが戻ってくれるので、押切がやり易くフィニッシュ周りのハンドル操作が相対的に容易になる。
この結果、いつもよりリラックスしてハイピッチのトップスピードを出すことが出来た。
アップの後は、9kmのUT漕。
最初の内は、これまで使ってきたS2シャフトと硬さやシャフト振動の固有周期が異なるため、思うように艇速が伸びなかったが、途中からシャフトのしなり特性に体が順応して、気持ちよく艇が走った。硬いシャフトよりブレードの推進効率は上がっている様に感じた。
SR18程度で、ユッタリ漕いだが、艇速は2'30"/500m程度とまずまずだった。
今後、漕ぎ続けることで更にシャフトに合った漕ぎが出来る様になると思う。
何れにしても漕いでいて気持ちが良かった。
以上