Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

肌寒い荒川、スカル乗艇

oyajisculler2018-10-14

昨日は、谷古盾の1000mレースがあり、あまり距離を漕がなかった。
ということで、今日はスカル乗艇の為に荒川へ。

このところ、マイカーに乗っていないので、今日は久しぶりにマイカーで戸田へ。
小雨が降っていたので、丁度良かった。
今朝は道路が空いていた、家から戸田まで72kmを1時間20分で到着。

急ぎ着替えて荒川へ。
今朝は雨が降り、気温も14℃程度と寒いくらいだった。ということで久しぶりにセーターを着て荒川へ向かった。

7時55分に岸を蹴ったが、多くの大学クルーが早朝乗艇を終えて揚艇する時間帯だった。
偶々、岸蹴り場に隙間が空いたので、そこから岸を蹴った。
シングルスカルは艇が小さいので、こういう時に便利だ。
よく見ると、揚艇するために、岸蹴り場から戸田橋までの水域に4,5艇が並んで待機していた。

岸を蹴ったころは丁度満潮に至る時間で、水位が高く、両岸は垂直護岸。
また、大学チームのコーチモーターが多く出ていたので、岸蹴り場から中大裏手の狭い水路はモーターの曳波が残って、水面がボヨンボヨンしていた。岸蹴り場から笹目橋までの間は、水面に曳波が残っていて、W,Upは余りよい漕ぎにはならなかった。
実際のレースでもW.Up中は曳波があり、気持ちよく漕げないケースが多いので、こういう曳波のある水面でもキチンとW.Upできる様にしておく必要がある。

いつもの様に、笹目橋から秋が瀬の水路でUT漕を実施。
今日もレッグドライブとボディースイング主体でドライブし、強くドライブするのはハンドル胸前10cmとし、残りのレンジは腕・上体を脱力してシャフトの撓りを戻しつつ両手を軽くタップダウンしてクリーンにリリースすることにフォーカスした。
こうすると、ブレードリリース時にバランスを容易に安定させることが出来、且つ、腕・上体をリラックスさせることが出来てフォワードが安定する。

秋が瀬に向かう途中で、ヒヤリとする場面があった。
UT漕で大曲に向かうところで、背後にザワザワする音が聞こえた。漕ぎやめて振り返ると、エイト(KO大)が大曲をショートカットして、往路を漕ぐ私の水路を逆走してきた。
衝突する前にコックスが気づいてイージーオールを掛けて止まっていた。(復路を漕ぐクルーが大曲でショートカットすると逆走になるので非常に危険。)
当該クルーには、水上ですれ違う際に”逆走するな”と指導した。
少々あきれたのは、そのエイトにコーチの乗るモーターボートが伴走していたにも拘わらず、上記の状況に至ったこと。
どうも新米コーチが乗っていた様で、このインシデントに対して、全くの無反応だった。(”事故が起こらなかったから問題ないじゃん”と言った感じ)

その後は、問題なく秋が瀬までUT漕。

秋が瀬折り返し後は軽い順風・順流。
大曲まで下ったところで、W大の女子エイトと伴走するコーチモーター(小型のアルミボート)が見えた。彼らはここから折り返して笹目方向に向かっていった。
少々曳波が残っていたが、レート17〜18の低レートのUT漕なので、アルミボートの曳波程度なら艇速を落とさず漕ぐ事ができた。
UT漕に関しては、バランス安定性が大分向上してきた。

笹目橋通過後は、いつもの様にレースペースパドル10本漕を6セット実施。
腕と上体をリラックスさせ、脚と腰のドライブで艇を進める点にフォーカスして漕いだが、概ねイメージ通りに漕ぐ事が出来た。
現在、主流となっている小径シャフト(C2:Skinny, Croker:S39)は、良く撓る。従って、フィニッシュでブレードリリース時にハンドルをドライブし続けるとシャフトの撓りが残ったままブレードリリースしてしまうことになり、ブレードのスリップやWash outが発生し、バランスが安定しにくい。そもそもエネルギーロスとなる。
そこで、若干、フィニッシュ有効レンジのロスが生じるが、ハンドルを強くドライブするのはハンドル胸前10?までとし、残りのレンジは腕・上体を脱力してシャフトの撓りを戻し、ブレードが水を押すプレッシャーをニュートラルにしながらハンドルを斜め45度下に向けてタップダウン&フェザーターンするとクリーンにブレードがリリース出来、且つ、バランスが安定する。
また、ブレードリリース時に腕・上体がリラックス出来ていると、レースレートでも力まず、リラックスして漕ぐ事ができる。

来週のウィークデーは、また、HoAのコースとレースを行う予定。

以上