Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

天気良けれど、藻が多し

oyajisculler2018-09-28

昨日は雨だったので自宅でErgoを漕いだが、今日は朝から良く晴れて風も穏やかなので戸田へ言った。
何故か、今日はバイオリズムが低調だったのか、スマホを持ち忘れ、また、上野東京ラインの赤羽を乗り越して浦和まで行ってしまった。
まあ、こういう時ももある。
電車から荒川の鉄橋を通過する際に、川の状況を見たが、水が白濁して濁っているのが見えた。
そこで、今日は荒川の乗艇はあきらめ、ポンド乗艇に切り替えた。

今日は朝から良く晴れたので、放射冷却の影響か、8時半頃に岸を蹴った時の気温は20度程度と涼しかった。
水温は21℃。三日前の火曜日より3度も下がっていた。

今日は金曜日の午前で大半の大学ボート部は午前練習無し、しかも国体出場の社会人チームは国体で不在ということで、戸田コースはガラガラに空いていた。
今日のコース乗艇は、素晴らしく恵まれたコンディションと思われた。

しかし、漕ぎ出すと、三日前はさして影響がない様に見えた藻が、今日は酷く繁殖して、漕ぎながら藻が水面下によく見えた。
また、浮き藻や湖底から伸びた藻が、船底やフィンに擦れる音が聞こえた。
また、キャッチのエントリーの際にブレードが藻に当たってエントリーしづらいことが、片道に2,3回はあった。

従って、風が穏やかで他艇の引き波が殆ど無いVery Goodなコンディションだったが、藻の影響があり、思うように艇速が伸びなかった。

ということで、今日は、艇速を狙うのではなく、今取り組んでいる漕ぎのテクニック重視で、精度よく漕ぐことにフォーカスした。

漕ぎのフォーカスポイント:

  1. 腕や上体を意識してリラックスさせ、脚と腰の出力を使って艇を進める。
  2. 腕をリラックスさせ、腕はブレードワーク、フェザーワークのコントロールに注力する。
  3. フィニッシュの押し切りは、ハンドル胸前10cm〜15cmまでとし、その後は、腕・上体を脱力して、シャフトの撓りを戻し・ブレードのプレッシャーをニュートラルにしながら、ハンドルを斜め45度下にタップダウンしてブレードをクリーンにリリースしつつ、手のナックル(指の第三関節)をフラットにしてフェザーターンする。
  4. フィニッシュのブレードリリースでバランスを確認した後、ハンズアウェーからフォワード。フォワード中は踵でバランスをとる。
  5. リカバリーはブレードと水面のクリアランスをキープしつつ、フォワード後半に、ファンガーターンでブレードをスクウェアにした後に、ブレードを放り込むようにしてエントリーする。
  6. ブレードを先ず入れたら、直ちに脚のドライブで艇を進める。

今日、特にフォーカスしたのは、フィニッシュの押し切りとブレードリリースのタップダウンを分離する事。
大事なのは、ブレードリリースの際には、ブレードの推進力(圧力)をニュートラルにして、ハンドルをタップダウンすること。
こうすると、フィニッシュでバランスが安定すると同時に、リラックスしてフォワードする事が出来る。

今日の12km UT漕(P@F付き)の艇速は以下の通り:

  • 往路(順風):Ave.2'29.5/500m, SR17.0, DPS 11.74m
  • 復路(逆風):Ave.2'32.6/500m, SR17.2, DPS 11.44m
  • 無風換算平均:Ave.2'30.6/500m, SR17.1, DPS 11.64m
  • 同上、27℃換算:Ave.2'29.3/500m,

インカレ直後の9/11は2'27.6/500m, SR17.3だったが、今日は漕ぎのテクニック重視で漕いだので、まあまあだったと認識。

UT漕の後に、B6強度のP10本 x 6を実施。

  • 順風4本の平均:Ave.1'51.0/500m, SR33.3
  • 逆風2本の平均:Ave.1'52.8/500m, SR32.9
  • 無風換算平均: Ave.1'51.6/500m, SR33.2

パドル10本で特に意識したのも、UTのフォーカスポイントに同じ。
レートを上げても、腕・上体をリラックスさせることで、レースレートでの漕ぎの精度を上げる事ができた。