Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2スト15馬力船外機のスパークプラグ交換

水曜日EMの荒川乗艇前にゴムボートの4スト9.8馬力船外機が壊れたので、昨日から予備船外機の2スト15馬力を使用している。
4スト故障は:

  1. 1次事故:船外機チルトアップ・ダウン機構のピンがフレームから脱線してプロペラが所定位置まで下がらなくなっていた。恐らく、船外機をボートに取り付ける際におかしな力を加える不手際があったものと思われる。
  2. 2次事故:上記の不具合を、ゴムボートを進水させる前に発見し、急遽、2スト15馬力の船外機本体と燃料タンク(オイル混合燃料)を土手に運んで換装。ゴムボートは無事出艇しコーチング実施。壊れた4スト船外機は、マネージャーが台車に載せて艇庫へ戻る途中、台車から脱落させて、ヘッドカバー部を地面に打ち付けカバーが割れて使用不能となった。

上記の1次、2次の事故により、4スト船外機は修理完了まで使用できなくなり、予備の2ストエンジンを暫く代用せざるを得ない状況になった。

昨日、今日と二日間、2スト船外機を使用したが、エンジン回転数を上げて走行する時は全く問題なく動くのだが、定点コーチングの際、アイドリング回転数で回しておくと、エンジン回転が不安定になり、頻繁にエンストする不具合あり。アイドリング回転数を高めに調整し直すなどの対策を施したが、やはりエンストが治らなかった。

スパークプラグにカーボンが付着して火花が飛びにくくなっていると考え、プラグを取り外してチェックした。

取り外したプラグの写真と補足:
 型番はNGK-BP8HS-15(Mercury 2スト船外機用プラグ)。電極周りにカーボンの付着がある。一番の問題は電極(中心電極と接地電極(中心電極をL型で覆っている部分))が長年の使用で電極が消耗して電極の隙間(ギャップ)が所定の1.5mmに対して、2mm以上まで広がっていた。
 右側のプラグは電極の衰もうが大きい。左側は電極衰もうは然程でもないが、カーボンの付着が酷い。
プラグを観察するに、電極の衰もうが進んでギャップが大きくなり、エンジンの点火に必要なスパークが弱くなってエンジンの回転が不安定になっていた模様。特に左側のプラグは煤の付着が多く、不完全燃焼していた模様。

偶々、このエンジン用のスパークプラグ予備(NGK-BP8ZHS-15、記号Z:ノイズ防止用のコイル抵抗)があったので、予備のプラグと換装した。プラグ換装後に陸上で船外機の運転試験を行ったが、問題なくエンジンが掛った。アイドリング回転数も安定していたので、これまでの問題はプラグの問題だった模様。

これで今後は問題なく2ストエンジンを使用できそう。何事も整備が重要だ。

尚、4スト船外機も予備プラグを持っておいた方が良いので以下の通り、2スト用と4スト用のスパークプラグ予備を購入する様にマネージャーに依頼した。

1.Mercury 2ストローク, 15HP船外機用 プラグ:NGK BP8HS-15 2個 (アマゾンにて1本:442円)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%89%B9%E6%AE%8A%E9%99%B6%E6%A5%AD-NGK-6729-%E3%80%90%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84%E3%80%91%E8%88%B9%E5%A4%96%E6%A9%9F%E7%94%A8%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0-NGK%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0-%E3%80%90BP8HS-15%E3%80%91-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AD10%E3%83%BB15%E7%94%A8/dp/B009B451AK/ref=sr_1_2?ie= UTF8&qid=1485391822&sr=8-2&keywords=%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%80%80BP8hs-15
2.トーハツ 4ストローク、9.8HP船外機用、プラグ:NGK DCPR6E 2個 (アマゾンにて1本:810円)
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以上