Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今朝は快晴

oyajisculler2016-10-04

今朝は週1回のポンド乗艇・CAL補正TTの日。
今日は500mのゲートが閉じているので、1500m x 4にて低レートUT漕の6000mTTを実施。(途中の折り返しでは、給水レストは取らず展開後に直ちにスタート)

10月に入って大学の講義が始まったため、1限出席者は7時30分頃には艇庫を出る必要あり。
1限出席者のいるクルーは5時頃には岸を蹴った。
しかし、この時期になると夜明けが遅いため、5時ではまだ暗く、ポンド脇から見てもブレードワークや漕ぎは全く見えない。
ポンドでコーチングするには、この時期でも5時半以降でないと良く見えない。

以上の観点より、冬場の乗艇コーチングは、よりボートに近い位置からモーターで見る事が出来る荒川での乗艇の方が条件が良い。

以下、クルー毎へのコメントと動画:


対校8+(天寵)
徐々にユニフォーミティーは改善しつつあるが、まだまだ改善すべき点が多々ある。これからこれから。
やはりバウ・3番のオールが浅く、B-sideに傾く傾向がある。A原とO翔は、この冬場にジックリ取り組んで、フィニッシュハーフでの突き放しによる艇の加速感を習得する必要がある。
4番:O川もチャッチからのドライブによるハンドルへのぶら下がりが不十分であり、ドライブが弱い。
それでも先週の漕ぎだし時よりはフィニッシュに向けた加速感は改善してきた。
今日の低レート6kmTTでも順風では平均1'49"/500m(SR18〜19)が出せた。
今後、早急に、順・逆の平均で1'49"/500m以内が出せる様にしよう。恐らく、コンディデョンの良い荒川なら出せると思う。
https://www.youtube.com/watch?v=X9irtei8xQA


対校4+(木鶏)
先週、土日の乗艇で、コックス2名が4+艇に交代で乗り、比較の結果、T口を4+コックスに据えることとした。
漕手に関しては、3年生のY岡をエイトに回し、4+クルーはN山を代わりに入れて4年生のみで編成する事に関してクルーと相談したが、N山は体調が万全でないとのことなどあり、全日本4+クルーは当初のクルー編成で行くこととした。今の所、B-side整調のリガー配置で:C田口、S林、3豊間根、2菱田、B吉岡。艇は安定性の良い木鶏で当面トレーニングを積む。
今朝の乗艇では、先週末の酷いスリップはなかったが、やはりフィニッシュハーフでの加速感は出せていなかった。
今朝の1500m x 4の平均艇速は:1'54.8/500m, SR22.2
4人とも、フィニッシュハーフでのハンドル軌道が低いためにオールが浮いてくる。この対策として、N大クルーの様にワークハイトを15cm程度まで下げて見る手がある。
但し、この場合は、リカバリー中に意識してハンドルを下げてハイフェザーし、ブレードの返しを高める必要あり。
https://www.youtube.com/watch?v=pPRLsqpcyYA&edit=vd


対校2+(月影)
コックスは田畑。クルー編成はC田畑、S安藤、B黒川で、全員4年生。
今朝、このクルーは1000m x 2のTTで、CAL補正を実施。
SR32.7で、平均艇速:1'56.8/500m。インカレ5位のM2+クルーは、レース10日前の1000m x 2TTは、1'58.1/500m, SR35.6だった。
今回のクルーの方が速い。後は優勝目指して取り組むのみ。
全日本本番での目標タイムは、7'35"/500m辺りか?水温が下がり、艇速が出にくくなるので、これはかなりハードルが高い目標となろう。
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=8AfEplmBAkc


新人8+(Mariko)
バウサイドの後ろ二人が小柄な漕手。クルー全体の漕力バランスを考えるとやや不均衡なので、3番漕手と2番漕手を入れ替えて、ペア単位で漕力がバランスする様に新人トレーナーに伝えた。
https://www.youtube.com/watch? edit=vd&v=UPO0u-vNpOA


女子8+(三四郎
今朝が初乗艇。他の3大学(S蹊、K立女子、G習院+東大)との混成クルーであり、エイト乗艇のスケジュール合わせが大変なようだ。
今朝も2周程度しか出来なかった模様。
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=RAIKPwna0ZQ

M1X I崎(紫陽花)
漸くフィニッシュに向けて加速感らしきものが出てきた。
しかし、未だにフィニッシュハーフのブレードが浮きやすい傾向がある。
今朝の6kmTTはM1X:6名の中では、I崎が最も良い平均艇速だった。Ave.2'17.1/500m, SR19.5。
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=51q3JcmoAh0

M1X S水(荒幡)
インカレではM2Xを漕いでいたので、M1Xでも良い漕ぎを見せて欲しい所だが、体をドライブしてハンドルにぶら下がって、フィニッシュに向けて加速する漕ぎが出来ていない。
https://www.youtube.com/watch? edit=vd&v=VDmDFb9bhEA

M1X H比谷(雄輝)
M1X:6名の中では最もスムーズに漕げていた。しかしながら、上体・腕などに余計な力が入っており、キャッチレンジが十分でない。
それとハンドルクロスオーバーの際にハンドルを前後にずらしているが、前後のずらしが大き過ぎる。
今後は左右ハイト差を25mm程度まで拡大してクロスオーバー時は、ハンドルの上下差で交わそう。
https://www.youtube.com/watch? v=5BpjfgLvuAE&edit=vd

M1X H部(Cardinal)
フィニッシュ押し切り時の体幹や腕のパワーが不足して、フィニッシュ押し切りの力、突き放しが不十分。
エルゴ60分漕でフィニッシュ有効レンジ拡大やパワーアップ、またウェイトなどでもっと上体や体幹を鍛えよう。
https://www.youtube.com/watch? edit=vd&v=7SIiL3w1060

M1X Y本(桜花)
未だスカル漕ぎに慣れていない。体幹や腕など上体の力が不足している。
全力出し切れるようになるまで漕ぎ込もう。
https://www.youtube.com/watch?v=73kRd5Ig5n4&edit=vd

M1X S本(翔)
スカル漕ぎに不慣れであることもあるが、B-sideがサイド負けしてB-side側に拠ってくる傾向がある。
真っ直ぐ前を向いて、船尾方向に目標を取り、常に目標とテールを合わせて真っ直ぐ進めよう。
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=oHyp2aCjvmw

W1X H尾(菊花)
ワークハイトの設定が高過ぎてハンドル軌道が高くなり過ぎていた。
揚艇後にハイトを計測したところ、B-side:17.5cm, S-side:15.5cm程度と男子漕手並みの設定になっていた。
また、オールの全長やインボードなど、当人は数値を知らされないままとなっていたので、この際全てリギングをやり直した。
オール:Croker(No.13)、全長283.5cm, Inbd:85.0cm
スパン:157cm (見かけオーバーラップ:85*2-157 = 13cm)
クラッチ軸外径:1度
ハイト:B-side=16.5cm, S-side=14.5cm だったと思う。少し違っていたかも。
明日漕いで、漕ぎやすくなっている事を期待する。
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=ZNuGVc7-U0Q

以上