昨日、早朝のポンド乗艇での艇速が伸びなかった。
このままではインカレエイトの最終日進出が危ないのでクルー編成を変えて最善を尽くす必要あり。
新人戦でのジュニアエイトのパフォーマンスが良かったので、ジュニアエイトの主力メンバーをエイトの整調フォアに入れてドライブ出力、漕ぎの改善に取り組むこととした。
偶々、4年生の中山と豊間根が体調不良なので、この2人に代えて、翁・阪本をエイトに入れた。
今朝の荒川は増水状態から脱し、水位は1m AP以下まで下がった。ただ、水温は23.5℃と、先週までに比べて5℃程度下がりひんやりした。また、大雨の影響で水がコーヒー牛乳の様に濁っていた。今日の様に大雨増水後は、水温低下と濁りにより水の粘性抵抗が増加し、500m辺りのペースで、2〜3秒程度、艇速が落ちる。
今朝はエイトクルーに伴走して秋が瀬まで往復した。SR18〜20の低レートUT漕の艇速は概ね1'47"〜51"/500mだった。増水による濁り影響などを除外すれば、概ね1'44"〜49"/500mといったところか?
低レートUT漕での目標は1'42"/500mなので、未だ届いていない。(昨日、慶応エイトはポンドの微逆風で1'44"/500m, SR21だった)
更に編成をエイトの編成を見直して、ドライブを強化する必要あり。整調:Y岡のフィニッシュ押し切りが今一つ弱いので、ジュニアエイトの整調だったH谷川を入れて様子を見る事とする。
エイトの秋が瀬往復後、定点往復水域にてフォア以下の小艇の漕ぎをチェックした。
付きフォア:木鶏もエイト同様クルー編成を変えて今朝乗艇。整調ペアに付きペアのH谷川・S本、バウペアにO本・T中を入れた。昨日に比べてバランスが安定し、ドライブも良くなったとの報告あり。H谷川のドライブが効いていたと理解。
無しフォア:今朝は関口に代えてY本を入れた。体重の重いY本が入った影響か、バランス安定性が向上したとのこと。
無しクォード:概ね昨日と同じように、ドライブの加速感とフォワード中のバランス安定性はあった。しかしながら、バウ:H比谷のハンズアウェーが遅れ、ブレードの返しも低い。この漕ぎでは、水面が荒れた時にブレードで水面を叩くリスク有り。今朝、ダブルを漕いでいたS口とH比谷を入れ替えることとした。
ダブルスカル:Y本の代わりにS口が整調に入った。S口はスカルを長く漕いできたので、S水との2X乗艇も概ねバランス良く漕げていた。前述の通り、スカル漕ぎに長けたS口を4Xへ入れ、H比谷を2Xへ下ろすこととした。
5時39分。対校エイト:天寵のW.Up。今朝は体調不良のN山・T間根に代えて、O・S本を入れて新編成のトライ。
5時48分。 キャッチワーク
5時56分。 パドルアップ。
6時28分。秋が瀬折り返し後、大曲へ向けてUT。1'48"〜1'51"/500m, SR19〜20。もっとスピード出そう。
6時38分。大曲から笹目水位塔へ向けてUT。少し艇速改善し、1'47"〜1'50"/500m。
7時17分。定点往復でのUT。軽い順風下でのUT艇速は1'45"/500m程度だったとのこと。
天寵の動画
https://www.youtube.com/watch?v=nYtzg6CaV4o
https://www.youtube.com/watch?v=NkGYSFirYwA
M4+:木鶏
https://www.youtube.com/watch?v=mSphRp_OrWU&edit=vd
M4-:蒼天
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=YBmYqrAlVVI
M4X:滔天
https://www.youtube.com/watch?v=013CWMOdNpE&edit=vd
M2X:隼
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=STBctWDRNyA
M1X:I崎
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=8PLht3ALG_A
M1X:T橋
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=Z_HL90b0708
昨日のエルゴ2000m記録、及び、今朝の乗艇パフォーマンスを勘案し、土曜日EMの乗艇クルーは以下の通りとする。
M8+: C田畑、S長谷川、7翁、6阪本、5福間、4菱田、3林、2吉岡、B岡翔
整調フォアに新人戦ジュニアエイトの整調フォアを配置し、その後ろに上級生で最も力のある4名を配置した。このクルーは大型で、平均体重が76kgとなる。間違いなく新人戦のジュニアエイトより速いクルーとなる筈。
M4+: C田口、S安藤、3田中、2豊間根、B中山
これまでの上級生エイトを漕いでいた4名で編成。エルゴスコアは上記の対校エイトより若干上回っている。
前述エイトのパフォーマンスが良ければ、このままの編成で行く可能性あり。エイトが上手くゆかない場合は、フォアも含めて再度見直しする。
M2+: C和泉、S岡本、B坂本
上記のエイト、フォアの次に位置する漕手で編成。
先ずは漕いでみて様子を見る。上手くゆかない場合は、後述の無しフォア漕手も含めた選手の中でベストの付きペアを模索する可能性あり。
M4X: S浅尾、3小川、2新田、B関口
日比谷と関口の交代により、乗艇パフォーマンスが向上する事を期待する。このクルーはこのまま行くことになろう。
M4-: S服部、3相原、2山本、B黒川
操舵は整調が右足で取っているが、B-side漕手だとアウトサイドの足で取ることになり、少々やりにくい模様。そこでS-side整調にして様子を見る。
M2X: S清水、B日比谷
二人ともスカル漕ぎのテクニックが未だ十分でない。しかしながら、75kg換算のエルゴスコアは、上記のM4X, M4-より5秒程良い。従って、テクニックを改善すれば、良い艇速を出す可能性あり。
以上