Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ハムスト&背筋主体のドライブ

oyajisculler2016-04-04

今日の午後は風も殆どなく、気温が20℃まで上がり暖かだった。
昼頃に艇庫に到着、昼飯の弁当を食べた後、マイスカルで荒川に出艇した。

岸を蹴ったのが14時前。丁度満潮に至る時間帯で、荒川の流れは殆ど無かった。
昨日からの雨で川の水面には、枯草などのゴミが少し浮いていたが、支障なく乗艇できた。

運動不足解消のため、今回も秋が瀬高圧線までの往復18km。

フォーカスしたポイントは、キャッチハーフで、上体前傾のままハムストリングスを使って素早く膝を潰す事と、フィニッシュハーフでは背筋を使って素早くボディースイングし、艇を加速すること。
ハムストと背筋は有酸素系筋肉の遅筋主体であり、これらを幾ら酷使しても筋肉自体が疲労する事は殆ど無い。従って、心肺系機能の限界(VO2 Max.)までドライブ出力を上げる事ができる。
今日もSR19〜20という低レートではあるが、ハムストと背筋の出力をキープし続けて漕ぐようにした。
結果、復路は2'25"/500m程度の艇速を難なくキープする事ができた。

ローイングの教本には、”キャッチハーフはキャッチでの上体前傾をキープしたままレッグオンリードライブし、フィニッシュハーフでボディースイングする事”がローイングの基本と書かれている。
これは即ち、疲れ知らずのハムスト筋や背筋を使って高速巡航する事を狙ったものである事を、自分自身のスカル乗艇で改めて確認した。

以下、本日の写真:
 14時14分。往路。埼玉県南部漁協係留所前。漁船の後ろに桜の木が見える。
 14時42分。折返し地点の秋が瀬高圧線到着。(無風。水面が鏡の様)
 同上。秋が瀬橋と秋が瀬取水堰。
 15時15分。笹目橋と水位観測塔(秋が瀬高圧線から丁度6000m)
 15時33分。揚艇後のGoten号。
 15時41分。Goten号と満開の桜。

以上