Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝@荒川

今朝も東大の全クルーが荒川で1000m往復によるUT。
万一の際の救助艇を兼ねたコーチモーター2杯を出してコーチング実施。
出艇前に前主全員に伝えたのは以下のポイント:

  1. 脚・腰・腕の順番でドライブ。特にキャッチハーフは極端に言うと尻逃げでも良いので膝の潰しを速く。
  2. フィニッシュでブレード一枚確り押し切れる姿勢。その姿勢を体幹で確り支える。
  3. 東大のドライブは加速不足。昨日の乗艇では1年生2X(隼)が最も良く加速していた。兎に角、全力で加速しよう。

今朝は1年生2Xの”烏騅”は今日は沈せず、1000mコースを5周出来た。

さて、ドライブの”加速”のフォーカスだが、今日は付きフォア、1年生2X及び女子1Xで改善が見られた。
特に対校付きフォア3クルー、そして女子1XのK林はその改善が艇速の改善となって現れていた。
 K林:キャッチで上体を煽りやすいので、”尻逃げしろ”と伝えたところ、改善が見られた。揚艇後のMTGで本人に感触を聞いたところ”半信半疑”でやってみたが艇速が上がったので自分でもビックリしたとの事だった。
 ジュニアエイト。秋入部の2名が3番ペアを漕いでいる。初心者が2名いることもあり、未だバランスや水中有効レンジが不足。しかし、乗艇中の声掛けや気合いは一人前。(ここ数年のジュニアの中で最も元気が良い)これも大事な事だ。
 2年のY岡:未だに恐る恐る漕いでいる。もっとダイナミックに加速して艇速を上げよう。
 手前は2年のO翔:少し加速できるようになってきたがまだまだ。特にフィニッシュハーフの押切りが”アッサリ系”。もっと上体スイングをダイナミックに!
 手前:柏葉、奥:凌雲。この二杯は昨日同様、ずっと2杯で並漕。ほぼ同等の艇速。昨日より艇速が1秒/500m改善。
 UT中の朝日。日の光を浴びると暖かい。
 E澤:フィニッシュハーフでブレードがWash outして加速出来ていない。もっと一枚漬けて確り加速しよう。
 付きフォア:TTM。今日も独漕だったが、昨日より艇速が3秒/500m改善。3艇の中で最も良い艇速が出ていた。改善のカギはバウペア(2年生)に出力を出し切らせたこと。2年生はジュニア時代の取組が甘かったが、新対校となって根性叩き直し中。
 手前:柏葉と奥:凌雲。両艇のバウ(S水とK川)は漕技面で改善すべき課題が多い。自分の漕ぎをよく見て、理想形とのギャップを如何に埋めるか日々考えて改善に取り組もう。
 E澤:写真のフェーズまではブレード一枚入っているが、この後の腕引き(40cm程度)が全て引き落としとなってwash outする。押している間はブレード一枚水平に漬け続けよう。
 1年生2X:隼(H谷川、N田)今日も良く加速出来ていた。周回数を数え忘れたとの事で、ノルマより1周多い6周していた。こういうところは、大雑把で多めが良い。

<動画>
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=n3E1rnkCtBw

https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=X7Q9YTLP0is