Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

対校エイト

お花見レガッタに向けて、先々週より、高めのレースレートに取り組んでいるが、このところ、レートを上げるために、フィニッシュハーフでブレードが浅くなりブレードがスリップして白い泡が出るWash outの漕ぎになってきた。これだと有効レンジが短くなり、ブレードの推進効率が劣化し、良い艇速が得られない。
先週末の仙台大エイトとの合同練習で、彼我の差が浮き彫りとなった事もあり、現在、冬場に培った長い有効レンジでレースレートを漕げる様に改善取り組み中。ノーフェザーや、低レートUTではまずまず良いモノが出せるが、これをレースレートに上げるとフィニッシュでブレードが浅くなり白い泡が出やすい。地道に改善しよう。
さて、今朝の練習は、低レートから始まり、最後に中間レートでの6kmAT漕。メニューで設定したレートは28以上としたが、折からの順風の中であり、自ずと艇速が上がりレートは30程度まで上がった。大曲から笹目橋までの間は比較的フラットは水面だったが、笹目橋を越えた辺りから風と波が強まりラフコンとなった。エイトは安定性が良くガンネルの乾舷が高いので、余り問題なく乗り切る事が出来ていた。フィリッピ製の天寵は、この点でエンパッハ艇より凌波性が良い。
今日の6kmAT漕の平均艇速は、順風の恩恵を受けたものだが、1'36"7/500m, 13℃, @30,η102.8%と、これまでで最も良い艇速が出た。順風も去ることながら、ハイフェザーでラフコンの中で擦らない漕ぎと、三段ロケットドライブでフィニッシュを確り突き放した成果と考える。今後も伸ばして行こう。
以下、本日の写真:
 エイトのアップ(彩湖水門付近)
 静止スタート練習1本目
 低レートUT
 SR24 3kmAT 少し風が強まり、波が出始めた。
 笹目橋上流。エントリー直前
 フィニッシュのリリース。S-sideはクリアランスが確り取れている。
 S-sideのエントリー直前
 S-sideのクリーンリリース。Drew Ginn並み?
 B-sideの押し切り。ややwash outしている。