Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

荒川で3000m x 4

oyajisculler2016-05-08

今朝は北西の風3〜4m程度と風が強めだった。(水温21度)
但し、6時頃に満潮でその後下げ潮となったので、風と川の流れが同じ方向になり、風が強い割には酷いラフコンにはならなかった。
エイト2杯(軽量級:無限(O本が法事で不在。Y岡を整調、A藤を6番に代漕させた)と、京大戦:淡青)は、1本目(大曲→秋が瀬=強い逆風,巻頭の写真)のみ逆風とし、残り3発は順風で行った。
強い順風なので空気抵抗は全くなく、水中の船体抵抗のみ。従って、フィニッシュで強く突き離せばフォワード中の艇速減速が少なく、高速巡航出来るコンディション。
ということで、強めの順風を生かして、今朝の3000m漕は、現在取組中のフィニシュでの速く強い突き離しの強化練習となった。
秋が瀬から大曲までの順風1本目は高速巡航に順応できなかった様で、艇速は1'38"1/500m, SR29.6、η102.6%と順風を生かせなかった。しかし、順風2本目(大曲→笹目水門)は、強い突き離しを強調した結果、艇速を2秒改善し、1'36"1/500m, SR30.8, η109.3%を出す事が出来た。順風3本目(笹目水門→戸田橋下流)は、風向きが斜め順風となったため、2枚上げた割には艇速が伸びなかったがラストスパートで1'30"切りまで艇速を上げ、平均で1'35"5/500m,SR32.7, η111.2%が出た。
今朝は風が強いラフなコンディションだったが、ジュニアエイトとハンデ付き並漕練習を行ったので、質の良い練習が出来た。やはり東大エイトを強くするには部内でのエイトによる並漕練習が必要である。
それと今日の順風での乗艇練習を見るに、漕手、クルーのパフォーマンスは、エルゴスコアだけではなく、順風で高速巡航するには、速い艇速でも確り出力して、強く・速くドライブ出来るドライブスピードと、バランス安定性、そしてクリーンなブレードワークを維持できるテクニックが必要であることを再確認した。
今回の軽量級エイトクルーは、平均体重68.3kg,エルゴ75kg換算6'42.9と軽量ながら、スピード持久力のあるクルーになっている。このまま順調にパフォーマンスを上げ続ければ、軽量級の決勝進出、メダル獲得に何とか手が届くと思っている。頑張ろう。

以下、今朝の動画: