南風で水面チャプチャプ

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昨日は北西の強風が吹く予報が出たので、平日の１X乗艇は1日遅らせ、本日実施。

戸田に着くと南風が3mほど吹いていた。
今日の潮流は中潮の下げ潮。
このため、風と流れがマトモに喧嘩する大曲から秋が瀬に至る水域は、風浪が発達して水面が荒れることが予想された。

GW期間中は3回レースがあり、UTメインの乗艇練習が出来なかったので、今日は低レートUT漕をメインに練習した。

また、7月上旬に全日本社会人選手権の2000mレースがあるので、今回から復路に2000mレースに向けたトレーニングを行うこととした。

UT漕の方は、未だにリカバリーでのブレードクリアランスが十分でないので、ハイフェザーにフォーカスした。
ハイフェザーを実現するためのキーポイントは：

フィニッシュで、クリーン且つ高くブレード離水すること。これを実現するため、フィニッシュレンジのラスト15cmは腕を脱力させてフォロースルーしながらハンドルをタップダウン＆フェザーターンする。
クリーンにブレード離水したら、ブレードと水面のクリアランスをキープしながら、踵（足）でバランスを取りながらフォワードする。
ハイフェザーをキープする為、ハンズアウェーで意識して右手を下げて、左手を下げる空間を設ける。

先に述べた通り、水面が荒れていたこと、及び、上記のテクニック改善に注力したこともあり、艇速はいつもより遅かった。
しかし、ハイフェザー＆バランスに関しては、改善する事が出来、荒れた水面でも大きく叩いたり、バランスを崩すことなく、概ね快適に漕ぐ事ができた。

今日は笹目橋～秋が瀬～笹目間はUT漕で漕いだので、2000m漕は復路の笹目橋～岸蹴り場間で行った。
南風は少し強かったが、この間の水路では南風は横風なので、水面が荒れることは無かった。
幸い、復路ではウェイクに遭遇することなく2000mを漕ぎきる事ができた。

今日の2000m漕は初回なので、低めのレートから徐々にレートアップする形で実施。
前半の１，２QはSR24、３QはSR26、ラストQはSR28+で実施。
横風乃至は時折斜め逆風が吹いたが、順流なのでGPSが示す艇速はまずまずだった。

フィニッシュのラストレンジ15㎝をフォロースルーとし、ブレード推進力をニュートラルとしながらクリーンにブレード離水することが、ハイフェザー＆フォワードでのリラックスに有効であることが確認できたので、引き続き、この点にフォーカスして行こうと思う。

9時04分、岸蹴り。水面は少々チャプチャプ。