Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

三段ロケットドライブ、漕法の基本:

クリーンにブレードリリースする直前まではブレード一枚しっかり押し切る必要があり、これを達成するために、ボディースイングはフィニッシュハーフで行う必要がある。これを実現するのに必要なストロークが、脚、腰、腕の順番でドライブする三段ロケット漕法である。ブレードワークの必要の無いエルゴでは、良い記録、良い出力を出すためにこの三段ロケット漕法は必ずしも必要ではないが、乗艇では、効率良くブレードに推進力を発揮させるために、この漕法が有効となる。この事はローイングのコーチングでは昔から分かっていた事であり、オーソドックスな漕法である。現在、東大では、この基本に忠実な漕法を実現すべく取り組み中である。