Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午後:ジュニアエイトのUT及び技術練習

ジュニアのキャッチ角やフィニッシュ角がバラバラで揃っていないので、出艇前に大型三角定規を使ってキャッチ角とフィニッシュ角の位置をガンネルにマーキングした。昨年度のジュニアエイトがマーキングしたモノが八割方残っていたが、テープが外れて無くなっていたものがあったので、改めて付け直した。
 キャッチ角:55度(白)、フィニッシュ角:35度(黄色)をガンネルにマーキング

岸を蹴って直ぐにフィニッシュレンジが合っているかどうかをチェックし、あっていない者はストレッチャー位置PTHを船上で調整しなおした。
また、各々の漕手がキャッチ位置とフィニッシュ位置を認識したことで有効レンジが一気に伸びた。
午後は南風が3m程度吹いており、大曲より上流は、往路は好順風。アップは大曲迄だったが、折角の順風を享受してトップスピードの殻を破りたいので静止スタート練習を追加。好順風に押されて、これ迄で最も速い艇速が出た。やれば出来るの典型である。

その後の NF-UTでも、レンジが伸びて良い艇速が出た。
復路は逆風だったが、溜めてドライブするリズムが少しずつ浸透し始め、逆風の割りにはまあまあの艇速が出た。
一方で、フィニッシュハーフでペロペロとブレードが浮いて、シャカシャカとブレードがスリップする傾向がが見られた。
ここで、オマノトペ方式で"フィニッシュハーフは、ブレード一枚キープして、「グッと脚で」押し切ろう"と指示したところ、艇速の改善が見られた。
エイトは大人数が乗るので、一人一人にフィードバックが掛かりにくいが、コーチが分かりやすいアドバイスをすることで、艇速がグンと良くなるという事を改めて体感した。

リズム感を醸成する切っ掛けを掴みつつあると同時に、それが出来れば一皮むけそうな感じがする。

 午後のNF-UT
フェザー付きUT
 オールの振り角統一、ドライブ主体のリズムが定着し、艇の進みが安定してきた
 同上
 揚艇。今日は中国人が多数、川辺で夕涼みをしていた。

以上