Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ウェイト後に乗艇でCool. Down?

今年度に入って、東大の選手が平日夕刻のウェイトトレーニング後に小艇に乗ってCool. Downをしている。
おやじの考えでは、ウェイトトレーニングは、各々の筋肉がパンパンになるまで追い込む必要がある。ウェイト後にパンパンになった筋肉を解す意味で、ストレッチングなどでCooling Downする必要はある。しかし、ウェイトトレーニングの効果を上げるには、ウェイト後、できるだけ時間をおかずに食事を摂った方が、効果があると思う。また、翌日のトレーニングに支障を来さぬ様に、トレーニング後は早めに休息を取り、積極的にリカバリーする事が肝要だ。
しかるに現在の東大選手がやっている事はいかにも効率が悪い。というか的を射てないと思う。

  1. 先ず、本当にウェイトで筋肉を追い込んだら、その後で筋肉の繊細な連動動作を要求される乗艇がまともにできる筈がない。
  2. にも関わらず、普通に乗艇出来ているという事は、ウェイトの強度が不足して、ぜんぜん筋肉がダメージしていないのではないか?
  3. 折角、ウェイトトレーニングして早く食事や休息を取るべきなのに、乗艇でCooling Downなどしていたら、前後の付帯時間も加味すると1時間程度余計に掛かってしまう。

そもそも限られた時間の中で、こんな非行率な事をして良い結果が得られる筈はない。
その結果は、現在の東大対校選手の体つきの貧弱さを見れば分かる。
君たちもアスリートの端くれとして、もっと効果的なトレーニングについて考えるべきである。