Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

M4+決勝:

M4+には準決勝でトップタイムを出した東大フォアが出漕。ただ、トップタイムと言っても後続との差は僅かであり、決勝での順位は全く予想できない状況。
東大フォアのW.Upでの静止スタート練習を見たが、緊張しているためか、動きが硬く、予選レースで見せたようなシャカシャカした漕ぎになっていた。怪しい雰囲気。。。
さて、スタート。スタートから150m位までは東大がハイレートで先行。横の日大もほぼ横並び。300mを過ぎた辺りで日大がググッとリードを広げ、500m通過時には日大→仙台=東大の順で後続に1Lの差を付けていた。その後も日大は大きく伸びやかなストロークでグングン差を広げて、1000mでの後続との艇差は2L程度となり、ほぼ安全圏へ。因みに日大クルーは全員1年生とのこと。
東大は予選と似た様なレンジの短いシャカシャカ漕ぎでズルズルと艇速が鈍り始める。2Qの途中まで2位争いをしていた仙台大にも徐々に艇差を広げられ1500m通過時には1Lの差となった。東大クルーの様子からみてここから追い上げ・追い越すのはほぼ不可能。後は3位をキープしてゴールに雪崩れ込むのみ。見ると1500m通過時には1L差あった最下位東北大との差がミルミル詰ってきた。非常に危ない状況だが、早めのスパートを入れて逃げ切りを図る。残り100mで半艇身差があったので、逃げ切れると安心してみていたが、ゴール通過時の両クルーの通過音が非常に短く、ラストは危ない状況だったことが分かった。

まあ、良い漕ぎが出来ず、メダルの色は望んでいたものではなかったが、東大のチームボートでは久々の全日本メダル獲得。おやじの前後の中年以上のOBは、期待していた結果には至らず、皆、残念がっていた。 しかし、当該クルーや東大現役部員一同は大いに喜んでいた。 今日のところはメダル獲得という事で素直に喜ぼうと思う。