Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

舵手付きペア”月影”敗復から決勝へ:

昨日の予選は、レース序盤で並漕する京大クルーの飛び出しを意識しすぎて自分たちの漕ぎを見失い、シャカシャカのリズムとなり、失速し、明大に敗れた。
この反省から、今日の敗復は、レース前半1000mは、他の艇は無視し、自クルーの漕ぎに集中し、1000m以降の3Qから他艇との艇差を見て対応する様にレース前のMTGで指示した。
また、相手は慶応クルーのみであり、序盤で飛び出すであろう立命館クルーは無視する様に伝えた。
また、自転車伴走応援団(臨時カード入手の女子マネ:2名も含めて合計7名)も、発艇前に集合し、応援要領に関する作戦会議を行い、レース前半では他艇との艇差を一切言わず、東大クルーへの声掛けのみとし、本格的な応援は1000m通過後にするように指示した。

アップから漕ぎを見ていたが、落ち着いていつものペースで漕いでいる様に見えた。
さて、発艇。
レース序盤のスプリントには自信があり、他艇を無視した状態でも250m通過付近では1,2mリードしていた。
その後、立命が飛ばし続けて500m通過は2m程遅れて2位通過。
立命は更に飛ばし続け、1000mも一位通過。2Qの間に東大は慶応にも僅かに出られ、3位通過。
ここで慶応が立命を捕える為にミドルスパートを入れた模様。3Qの途中で慶応に1L程度出られたが1500m通過時には1L弱まで戻した。
1500m通過後に東大がレートを上げて早めのスパート。1L弱だった差が徐々に詰まり、1750mでは4m程度の差まで詰めた。
ラストスパートに自身のある東大にとっては射程圏内。ラスト200mの怒涛のスパートで1950mで横並び。
艇速に勝る東大が残り50mで僅かに差仕切り。ゴールライン通過時は1m弱の差で差し切った。
正にラストスパートで差し切る、胸のすくような勝ち方だった。

レースのタイム表は以下の通り:

1 横浜漕艇倶楽部 02:06.96 04:17.44 06:28.20 08:33.63 5
2 立命館大学 01:52.89 03:49.37 05:48.41 07:47.52 3 →Final B
3 慶應義塾大学 01:53.96 03:50.44 05:46.23 07:37.31 2 →Final B
4 東京大学 01:53.40 03:50.89 05:48.06 07:37.10 1 →Final A
5 東北大学 01:56.05 03:58.34 06:02.57 08:03.86 4

以下、敗復で決勝進出を決めた付きペア”月影”クルーの写真。

http://f.hatena.ne.jp/oyajisculler/20150912101428 
 舵手付きペア 敗復岸けり

http://f.hatena.ne.jp/oyajisculler/20150912110640 
 舵手付きペア ゴール後

http://f.hatena.ne.jp/oyajisculler/20150912111324 
 舵手付きペア 敗復レース後船台にて

http://f.hatena.ne.jp/oyajisculler/20150912111702 
 敗復一着クルーの計量

http://f.hatena.ne.jp/oyajisculler/20150912111848 
 月影のカーボンフィン(ラダー内蔵型)

http://f.hatena.ne.jp/oyajisculler/20150912111857 
 月影の艇名

http://f.hatena.ne.jp/oyajisculler/20150912142812 
 付きペア決勝組合せとレースタイム集計

・伴走車撮影動画
https://youtu.be/0pXaMG453n4

・1250m地点撮影動画
https://youtu.be/L6ClTb7a0J8