Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

W2X:

このレースは予選トップタイムで上がった阿賀黎明高校(クルー2名は世界ジュニア代表選手)とCrew Japanで福本とLW2Xを組んでいた林の乗るデンソーの一騎打ち。
両クルーの関係者ではないが、自転車で伴走しながら観戦。スタートから1800mまで略横並びの接戦が続く正にデッドヒートのレース。阿賀黎明高校クルーの漕ぎは、ボディースイングは確り使うものの、キャッチ時に脛が垂直に至らないような、スリークォーター気味のシートスライド。レンジよりハイレートで漕ぎ通す事を狙った漕法とみた。対するデンソーの漕ぎは体やシートを大きく使ったオーソドックスな漕法。1750mまでは略横並びであったが、ラスト250m辺りから阿賀黎明がラストスパートで更にレートを上げた。この猛烈なラストスパートが決まり、デンソーを引き離し2/3L差でゴールイン。高校生クルーの見事な漕ぎだった。コーチの三留氏の素晴らしい指導の賜物だろう。