Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午前:OBと混成エイト2杯で合同練習

今年からの取り組みだが、ジュニア漕手9名とおやじも含めたOB7名の16名でエイト2クルーを編成し、荒川で並漕練習を実施。
おやじはMariko号の#6番を漕いだ。EmpacherのK86型の艇だが、FilippiのF9型に比べるとシート座面が低めに設定され、重心が低いので安定性が良く、漕ぎやすかった。
W.Upのノーフェザーフィニッシュワークも概ね良いバランスで漕げ、今日の並漕は勝てそうだと予測した。
おやじのクルーはジュニア5名、OB3名の漕手構成。COXはジュニア。
対するVirtu号クルーは、ジュニア4名、若手コーチ1名、OB3名、COXはOBの構成。
最初のパドル短漕の並漕でも我々のクルーは高めレートで若干リード。続く、秋が瀬→笹目橋、笹目橋→秋が瀬の5km追い越しパドルでも概ね優位だった。下の写真は最初のパドル短漕で並漕する2クルー:

ラストは秋が瀬鉄橋→笹目水位塔までの5.5kmによるHoAシミュレーション。Marikoクルーは前述の通り、それまでの並漕で勝っていたので約20秒艇差を付けて遅れてスタート。この時間帯、南風が強く吹いており、折からの下げ潮と喧嘩して秋が瀬から大曲に至る水路は、白波が立つ寸前位のラフコンになっていた。たまたま今回のクルーはバランスが安定していたので、大きく傾く事もなく概ね問題なくラフコンを乗り切ることができた。そしてハーフの大曲でVirtuを捕え、レートをSR30オーバーまで上げ、緑橋(外環自動車道)で抜き去った。
ところがレートを上げ過ぎてレンジが短くなってしまい、逆カンバス出たところでそれ以上差が開かずこう着状態になってしまった。また、この辺りで風が弱まり水面もほぼフラットに。こうなるとVirtuの方は俄然頑張り始め、その後は徐々に艇差が縮まる接戦状態へ。ゴールの水位塔ではキャンバス差で勝ったものの物凄い接戦だった。(下の写真はゴール間近でデッドヒート中の2クルー:ジュニアコーチのアルバムより転載)


ジュニア選手も、こういう接戦の並漕練習を重ねることで勝負勘や勝負強さを身に着けることが出来ると思う。
おやじの方も、Max.HR187に対し、ラストスパートで186まで上がるほど追い込む事ができた。漕破距離28km、今日は良い練習ができた。