Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

M1X決勝:

インカレM1Xの決勝に東大スカラーが出漕するのは指折り数える事が出来る程度と希な事。しかも当人:W田君の予選タイムや準決勝のタイムカーブを見る限りでは、十分に優勝を狙えるチャンス。(優勝出来れば東大として初優勝)さて、スタート。
OBの意気を感じてくれたのか、W田は1Qでかっ飛ばし、500mで早くも水が空いた。このまま逃げきって欲しいと思ったが、逆風の中、1Qで飛ばし過ぎた模様で、2Qで2位以下にドンドン詰められた。1000m付近では3艇が横並びでトップ争いする展開。
1500mでは2人のスカラーに抜かれて3位。このままで行けばメダルは確実と思っていたところ、4位のスカラーとの艇差がドンドン詰まり、3位も危うい展開。ラストは本人も気づいてスパートした結果、辛くも3位となった。ポテンシャル的には十分に優勝できる力はあったが、最後はやはり経験不足(場数を踏んでいない)の弱みが祟って3位となった。でもインカレ3位であり、十分に賞賛に値する戦果と言えるだろう。望むらくは、彼が卒業後もボートを漕ぎ続ける事。