Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

花粉舞う中、2出艇

oyajisculler2011-03-05

今日はLBRCエイトの練習日。いつもは荒川へ出艇しているが、今日はT大のジュニアコックス:I神君が舵手修行として我がクルーに乗ることになった。我がクルーの正COX:F田君は、今日はI神君のCOXコーチ役として我々を伴走する。即ち、伴走して貰うために、今日は荒川ではなくポンド出艇となった。
今朝は放射冷却で気温が下がり、出艇前のポンドの水温は7℃だった。水温が低いのでCAL.値は前回、ポンドで調整した1.048に戻した。
今日のクルーは以下の通り:

  • C:I神,S:Y野,7;T中,6:K登,5:M,4:U家,3:O塩,2:S本,B:N江、Coxコーチ:F田(自転車伴走)

さて、出艇。最初のフォア漕ぎ(整調フォア)で艇がS-sideへ傾く。おやじは#4で確り支えているのだが、余程、S-sideへ傾けようとする力が強いのだろう。(#S, #6のワークハイトが当人の漕ぎやすい高さより高めだったのだろう。(W.Up途中で、何度か、「ハイト大丈夫ですか?」と声を掛けたが、結局、誰もハイトの調整をしなかった。
ハイトが低すぎる場合は、ハイトを上げたいと申し出る者が多いが、ハイトが高すぎるからハイトを下げたいという申し出は、あまり聞いたことがない。思うに、自分のサイド下がっているときに、ハイトが丁度良い高さになるというのは、バランスが取れた時には高すぎるということ。自分のサイドが下がっているのに、平気で漕いでいる漕手は、鈍感であると同時に、バランスを取る事に対する責任感や、ブレード一枚水平に押し切る事の責任感が足りないような気がする。
さて、乗艇序盤は、新米コックスの良く聞き取れないコール(最近の学生コックスは早口で余計な事を言うので分かり難い)に対する注意や、蛇行するラダーワークに対する注文などで、漕ぎに集中出来ずにバタバタした。また、3月に入り、もうすぐシーズン入りという事で、ポンドは混雑していて、ポンドの水面は曳波でかなり波立っていた。
今日の乗艇メニューは、基本的に荒川でやっている内容をポンド(1500mコース)で実施できるようにマイナーチェンジしたもの。メインメニューはAT漕3000m * 2発。荒川で実施した時には、SR26でコンスタントに漕いだが、今日は少し変化を織り込んでみた。1発目は静止スタート付き、2発目はラストスパート300m付きとした。
序盤はバランスが悪く、蛇行が酷くて良い漕ぎが出来なかったが、後半に行ったAT漕では、フィニッシュ押切とクリーンなタップダウンを意識したところ、マアマア許容範囲のバランスとなった。
新米コックスのI神君に対しては、愛の鞭、叱咤激励を飛ばしまくったが、当人は至ってタフな人間なようで、また、次回もお願いしますとのこと。来週は荒川で乗艇しようと思う。