Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今朝のフォア2艇の乗艇練習を見た感想:

<祥雲(文系)>:
#2と#3がノロウィルスにやられた様で、1X漕手を代漕として乗せて出艇。
代漕者が2名乗っているためか、水中が弱く加速出来ていなかった。このため、ノーフェザー(SR18)では、他の1X艇に抜かれてしまうので1,6レーンを通っていた。また、6km漕(SR20)では、N大1Xに追い越されるので2,4レーンを通行。途中からレートを3枚ほど上げて漸く追い越す様な状況。 代漕者2名は、エルゴスコア的は今回病欠の漕手と然程差はない。しかし、今日は明らかにクルーの艇速が落ちていた。もしかすると1X艇トレーニングでは、フォアの乗艇の様に十分な強度を保てず、パフォーマンスが落ちてしまったのかも知れない。

<彩雲(理系)>:
こちらも#3漕手が体調を崩し、病欠。代わりに1X漕手が代漕として乗艇。
一本一本で艇を加速するという点では、祥雲より良かった。但し、1周で船台に着け、#Sのクラッチ軸のボルト・ナットの緩みを直した。 聞くと先週末の乗艇で軸が折れ、軸を交換。この際に固定ナットをキチンと締めておらず緩んでしまった模様。
また、揚艇後に相談を受けた事だが、シートがレールから脱落するので毎回、出艇の度にシートをコックスが運んでいるので直したいとの事。レールを見ると左右が逆向きに取り付けられており、シート脱落防止のフックが効かない状況だった。更に前述の軸取替えの際、クラッチにブッシュを付け忘れ、ガタガタの状態で今週漕いでいた。何れにせよ、整備不良の問題。ボートは道具を使う競技である事を良く認識し、日頃から念を入れて整備することが肝要だ。

<全般>
久しぶりにフォアのポンド乗艇を見た。SR18や20の低レートではあるが、1X艇に抜かれるのはミットモナイ事この上ない。(1X艇も同様に低レート)
現在取り組んでいる荒川でのノーフェザー漕ぎは、漕技やバランス重視ではあるが、今後は水中強度=艇速の向上も意識して取り組む必要あり。
ポンドに出したら、兎に角、「周りの艇は全てライバル」と思って、追い越しまくる心構えが必要。このためにもコックスは積極的に中央のレーン(3,4レーン)を通り、自クルーが艇速を上げざるを得ない状況にすることが肝要である。

以上